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起きれないし眠れないし大切にできない

朝、早起きをすると高確率でえずく。
理由はなんとなくわかる。仕事のために早起きするということがどうも苦手で、心配なのだ。起きれなかったら仕事が終わってしまう。仕事が終了の意味ではなくて、自分のメンタル的な意味で死んでしまう。
あらゆる可能性を顧みても、おそらくそうなのだろう、と自分で理由付けができる。私は早起きが怖い。
もちろん早起きを難なくこなすこともある。すく、と起き上がってなんの苦労もなく、えずくこともなく過ごすことだって、ある。けれどそんなことはほとんどありえない。とりあえずえずく。気持ちが悪い。呼吸が変になる。

最近のホットワードは「じぶんをたいせつにする」だ。
最近悩んでいることを他人に話すと、これも高確率で言われることだった。「そんなに辛いことしてなくていいんだよ」と言われて「あ、辛いことだったんですね」なんて自分の感性に驚く。無理をしていたらしい。
ふっと思い立って、吐露をして、わーっと勢いよく話し、レスポンスを貰う。そのレスポンスたちが、まあ悔しいというか、的を射ている。なんだって私はこんな想いをしなくちゃいけないんだ、と憤慨するまでだいたい三日。まだ引きずってはいるものの、快方の兆しが見える。
辛いことはしなくていい。そのことはよくよく理解しているつもりでも、実践ができていない。私の大切の仕方が悪いのかと思ったけれど、単に感受性が死んでいるのかもしれない。自分の辛さに対するアンテナが足りない。
2023年の目標は「やめようつらい努力」だったにも関わらず、なんてざまだ、と思う。私だって思ってもみなかったよ、と思いながら私はピザまんを食べる。人間関係って大変ね。

さて、話は戻ってつらい起床のことなのだけれど、起床しても問題がある。
この季節になると電車も暖房をつけるようになる。そのふくらはぎにかかる温風で、私の眠気が誘われるということ。これがまあ、いいことなのだけれど、おかげでねむねむと、こくりこくりと首を動かして眠りかける理由になってしまう。寝過ごすということがどれだけのロスタイムになるかは言うまでもない。
このロスタイムを何度か経験しているので、電車の中でもキリキリとしている。胃がなんとなく痛い。よくないことだなあ、と思いながら、でも早起きが苦手だから仕方あるまいと片付ける。楽に起きたい。けれど上手く寝れもしないし、起きれもしない。
絶妙な辛さを感じながら今も電車に揺られている。たった一駅のために座る人たちを尻目に、こうしてフリックをし続けることで、私はなんとか目を覚ます。
でも足りないので、多分珈琲を飲む。それかエナジードリンク。起きなくては。もう朝は始まっているし、仕事も始まってしまっている。

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