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口を噛む

メンタルが終わったと思ったので仕方なしに外食をしたはいいものの、想像以上に胃に物が入らなかったので余計に泣いた。
目覚めから動けないと思ったら、こんな不始末なので今日はなんとも言えない日だ。

駄目な日はもうそこまで駄目かと思うほどに駄目なので、駄目だ! と開き直るのがいいとしても、限界がある。
私はメンタルが決して強いわけではないので、とにかくメンタルの回復のためにと思って食べたものが胃に収まりきらなかったことにも泣いた。
今まで食べれたものが食べれなくなった悲しみがわかるだろうか。いつもの自分だと思って食べたはいいものの、そこまで上手く咀嚼もできず、胃のきりきりする感覚を味わうのは最悪なのだ。もうとにかく最悪だ。
食べれなくなったことは確実に医者に言わなくてはいけないので、きちんと言う。徹底した報告は自分のためになる。

昔に比べると、本当に食べれなくなった。
脂が駄目だとか、そういう話ではなくまともに食べれなくなる日がやって来て、そのままじわじわと小食になっているという気配がしている。
小食は悪いことではない。ただ人と食事に行った時、妙に食べれなくて残す微妙な気持ちを味わうだけだ。
でもその微妙な気持ちを味わうを察知して、必死こいて食べて吐きそうになるのも嫌だ。人前で、しかも知り合いのいる場所で吐くのはあまりよくない。というか、まず吐くのはよくない。ドカ食い気絶ならまだいいかもしれないけれど。
いやどっちもよくない。ドカ食いも気絶も、吐くのも。

拒食症ではないだけマシなのかもしれない。けれど口の中を噛み続ける嫌な雰囲気がずっと口の中でしていて、だから流動食の方がいいな、と思う日はいくつもある。
流動食も結構好きな方で、吸うだけなのがいい。けれど食べた気がしないのはよくない。やっぱり噛むという作業は大切なのだと知る。
でも口を噛むのはなあ……疲れているだけならいいのだけれども、難儀だな。


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