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母は強し

仮面ライダーを観ている。
シリーズ的にはエグゼイド。平成ライダー? というやつらしい。
仮面ライダーは龍騎と鎧武とウィザードぐらいしか観ていないのでなかなか新鮮な気持ちで観れている。毎回展開が変わって面白いのもあり、この二日間で一日十話ペースで観ている。
今日も十話観るんだろうな~と思いながら観ている。それだけ面白い。

母に言われてしまったのだけれども、インプットなくして面白いものは作れない、という話をされた。
母はほぼ毎日韓国ドラマを観ている。Netflixでもう殆どの作品を観終えているとの話なのだけれども、その真偽はともかくとして、単純に羨ましい……と思ってしまった。
インプットをするにも体力が必要だと思っている。母は常日頃ソファでごろっとしながら映画なりドラマなりを観ているのだけれども、連日それを続けるのはかなり難しいことだと思う。
まあ、これは私にとって難しい話なのだけれども、座っていても寝転がっていても数時間や数十分何もせずに何かを集中するのが難しい。今もこれを書きながらエグゼイドを観ていて、かつエグゼイドの感想をXに書き込んでいるのだけれども(?)そうしていないと観れないのがもどかしい。
何かをしながら、というのはかなり効果がある。私にとっては。
何かをしながら観ることによって、いわゆる張り付けにされながら観ている状態に近くなる。ただぼうっと観るだけだとそわそわしてしまう私にはぴったりだ。

そのわりには映画館が好きなのだけれど、それはどういう原理なのだろう……と思う。
映画館もいわば映画を観るしかない張り付け状態だからいいのかもしれない。それから絶対に興味のあるものしか観に行かないので、絶対に記憶に焼き付けなくてはという気持ちになっているからなのだろうか。
そういえば母はどんな映画やドラマでも完結するまで観終えるという才能があるのを思い出した。
母はとんでもなくすごい。そういう面白くないかもしれないものを手あたり次第に観終えられる才能がある。興味がないものを、ある、にする力があると書いたほうがいいか。そういうところに憧れる。

面白いものを作るためには様々なものをインプットしなくてはいけない、ということを言った母に強者感を覚える。
今まで同じものを擦り続けてきた結果が今なのだろうなあと思う。「お前の創作はいつも同じ味がする」と言った友人のことも思い出した。こういうところなのか。こういうところなのかもしれない。
でも結局好きなものは基本変わらない。これから新しく何かを好きになったとしても、どこか似通ったところがあるのだと思う。うーん、難しい話。
とりあえず、話は戻ってエグゼイドを観た後はいくつかまた仮面ライダーシリーズを観ようと思っているので、そこから何かを得られればいいと思う。

自分が映像作品をあまり観ないのにアンナチュラルからいい風が吹いている。
新しいものに触れているという状況をずっと続けたい。本も着実に読めるようになってきたし(前は読書をするのも厳しい状況だったので)、ゲームについても新しいものに触れたいな~と思う。でも積んでいるものが大量にあるので解消しないといけない。
前にも書いたけれどPCで何かができる・ゲームができるのが大きく、switchに電源をつけることに手間を感じるようになってしまった。これは本来逆なのだろうな、と思う。PCに電源をつけることよりも、switchに電源を入れることのほうが簡単……だと思う。
今やりたいゲームがPCに集中しているのも大きな理由だと思うけど。
徐々に消化したいものが多すぎる。
母にこうも言われたことを思い出す。「やりたいことを減らしなさい」その通りです……


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