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市長就任から96週。運動公園がフェス会場に進化した1日。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。
就任から96週が経過しました。

日置市では、この3月もたくさんのイベントが開催されました。

第1回ひおきマルシェや、日置市若者未来会議など、今年が第1回という取り組みもたくさんありましたが、今週は日吉町を舞台に開催されたイベントについて紹介させてください。

1.日吉運動公園の新しい表情

3月19日(日)、日吉町在住で、ラッパーとして全国を旅しながらライブで活躍している泰尊(タイソン)さんが主催する企画「Tabi no Tochu」が、日吉運動公園で開催されました。

まずはこちらの写真をご覧ください。
(※写真はいずれも薩摩川内市の写真家 山下冗談さんによるもの)

日吉在住の皆さんにとっては見慣れた公園でもある日吉運動公園に、県内外から多くのアーティストやフードブース出店者が集い、手作りのお祭りとしてにぎやかに盛り上がりました。

昼はワークショップや音楽ライブが行われ、夕方から夜にかけては、キャンドルアーティストによるキャンドルナイトもあり、夕方から夜にかけても幻想的な雰囲気を楽しめる素敵な1日となりました。

今回のデザインやキャンドルや音響設備も日置産とのこと。 フライヤーポスターのデザイナーはmozweさん(日吉町出身)、 キャンドルアーティストのmountain high candle さんは伊集院のアーティストで、音響はIN LION DUB STUDIOさん(日置市吹上町永吉)。"地産地消"は唄や食だけじゃなく、音や彩りにまで。

2.小さな一歩から見えてくる大きな変化

会場となった日吉運動公園の近隣には住宅地もあり、音楽フェスの開催にあたって、泰尊さんは会場近くの自治会長さんを訪問して趣旨を説明し、自治会内での情報共有ツールである回覧板でも丁寧な協力のお願い文を挟み、地域の皆さんとのコミュニケーションをはかっておられました。

市役所では日吉支所の教育振興課が担当し、当日にいたるまで、時にぶつかりながらもやり取りを重ねてきたとのことです。

今回は、市が管理する公共施設で、地域の方々のアイデアによる新しい可能性を見せていただきました。施設は使い方によって、その価値が何倍にも変わります。

財政状況が厳しい中で、施設整備に十分なお金がかけられないのを前提に、アイデアや自由な発想によって街の魅力を高めていくヒントをいただきました。

ある日の日吉運動公園。いつもはこのように静かな公園です。

3.私もトークゲスト&エアギタリストとして登場

私も、今回のイベントにあたって、出演依頼をいただいていました。依頼内容は、30分間のフリートーク(泰尊さんとの対談)とエアギターライブです。

フリートークでは、同じく子育て中でもある泰尊さんと「なぜ市長になったか」「いま、どんなことに取り組んでいるか」「日置市の子育て環境をどのように変えていきたいか」といったお話をさせていただきました。

普段なかなか対面で話す機会の少ない若い方々にも多く聞いていただき、ありがたい機会となりました。

また、市長就任前にずっと取り組んでいたエアギターも久々に披露させていただき、これもご来場の皆さんに笑顔で受け止めていただき、とてもうれしい時間でした。

泰尊さん、Tabi no Tochu スタッフの皆様、ありがとうございました。

4.挑戦できる街は、失敗できる街

今回の泰尊さんたちの企画は、日吉地域の、そして日置市の新しい情報発信と交流の未来を描いていただけたものと感じています。

しかし、初めてのことでもあり、周辺の住民の皆様の中には、大きな音量での音楽に不快な思いをされた方もいらっしゃると思います。市へも複数のお叱りのご連絡があったと、担当者から報告を受けました。

このようなイベントの開催に当たっては、事前に丁寧なコミュニケーションを心がけていても、それでも連絡が行き届かなかったり、想定外の事態が発生して地域の皆様にご迷惑をおかけすることがあります。

いただいたご意見としっかり向き合い、また次の挑戦、次の対応に活かしてまいります。

今回、ご迷惑をおかけした皆様には、管理者としてお詫び申し上げます。

挑戦できる街は、失敗できる街でもあります。これからも様々な方々の一歩を地域の皆様とコミュニケーションを図りながら、応援し続けてまいります。

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高

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