Get Backで感動した

JCOMの加入特典でDisney+が期間限定無料となった。ビートルズのGetBackを視聴した。
親の影響で、思春期の頃にずっと聞いていたので曲はほとんど知っていたし、メンバーの個性もおさえていた。生のしゃべりを聞けるということで楽しみにしていた。何度も見たビートルズの映画ヤアヤアヤア。メンバが世界を回っている日常を切り取る映画でTVショーのリハーサルやショーのまえの空き時間の過ごし方とか、移動先でのハプニングとかの内容で脚本としては特に新しいものがないものだが、軽快なトークや自然な振る舞いが良くて何度でも見れる。もちろん間に挟まれる曲は素晴らしい。

メンバ全員が個性があって、トークが面白い。
かといって演技をしている感じもなくて本当にツアーの途中でカメラを回したかのような内容であった。
それが、映画ヤアヤアヤアやヘルプの印象だった。

後期のビートルズはスタジオにこもって鬱々としながら曲作りだけしているイメージであったが、トークやルーフトップセッションのリハーサルを記録しただけの映画で6時間と長丁場の映画たとしても、GetBackを見るのは本当に楽しみだった。

後期のビートルズは、ポールマッカートニーだけが一生懸命で、ほかのメンバは引きこもっているイメージでしょうがなく曲を作っていたイメージだった。ただ、それだとしても楽しみだったのは、知り合いのような親近感があったからかもしれない。

解散の裏で起こっていたことがわかった。
メンバは初期のころと変わっていないし、それぞれの絆とか生き生きとした姿がみれて、最後のルーフトップセッションは感動した。

Don't let me down や Get Backを完成させていく過程を見ることができた。

Somethingがアイデアから少しづつ仕上がりつつある感じ。

ジョンレノンとポールマッカートニーの絆を感じることができた。本当に二人で曲を作り続けていたことがわかった。その友情がずっとあったこと。

ジョージハリソンが脱落してから説得するところではメンバの絆を感じることができた。

後の名曲の芽がセッションの合間に出てくるところは本当に良かった。

最後のセッションは、自由や型にはまらないことをやり続ける姿には感涙した。観客となった人たちのさまざまな声を拾ったり、警官に詰められても守り続けた周りのスタッフも良かった。反逆精神のようなものがデフォルトにあることがわかり、かっこよすぎた。

最後のルーフトップセッションをやるかどうか、メンバとスタッフ全員で話し合っているところで、メンバが真剣に話し合っているところも良かった。ジョンレノンが言った、自分たちに命令することは許さない、といったセリフとその時の真剣な顔が、セッションしているときの表情とは全く違っていて、しびれた・・・。かっこよすぎる。

ジョンレノンのDon't let me downのシャウトが頭にこびりついている。