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継ぐ者たち

WBCは侍ジャパンの優勝で幕を閉じたわけですが、敵地で試合をするだけではなく、ボールも違い、球審までMLBでした。

改めて考えてみると、圧倒的に不利ですね・・・。

これはつまり、本場のベースボールに日本の野球が挑み見事勝利した、そう言って差し支えないでしょう。

恐ろしく難易度の高い挑戦でありながら、最高の結果を出した侍ジャパンを称賛するものであって、不公平だと主張したいわけではありませんよ。念のため。


さて、偉業の立役者となった大谷さんはもちろん、将来を嘱望される佐々木さんや村上さんも、2009年に開催されたWBCでのイチローさんの活躍に感化されたのだとか。

今回の大谷さんの活躍に胸をときめかせた野球少年が、10年後、あるいは20年後にWBCで活躍するかもしれない、想像すると夢が広がりますね。イチローさんの凄さを再認識せずにはいられません。

ところで、米国のメディアでは、ひょんなことからイチローさんが注目を集めました。

これです。


上記のTwitterに対する米国人の反応がこちら。

どういうわけだか、「イチローが亡くなっただと?!」と衝撃を受けていますね。いや、もちろんイチローさんは健在ですよ。亡くなっていません。

背番号「51」で「SUZUKI」。

なるほど、これはイチローではなく、今回の代表に選出されながら怪我により直前で辞退した「スズキセイヤ」のユニフォームですね。

無念のリタイヤをした仲間を気遣う侍ジャパンのみなさん、「51」と「SUZUKI」からイチローを想像したメディア、亡くなったと勘違いした米国ファン、誰も悪くありません。

引退しても、「イチロー」は凄い。このことであります。


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