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日記的なもの 78「奥歯の下あたりの痛み的な話」

 珍味「あたりめ」を二袋もらったので、昨晩風呂上がりの後に齧り始めたのだが、三つほどで顎が疲れた。嚙む筋力がかなり落ちている。

 考えてみれば固い食品などほとんど口にしてきていないのではないだろうか。特にここ数年は柔らかいものばかり口にしていた気がする。
 焼肉ですらカルビばかり頼んでいた。ホルモンなど一切食べていない。そういやホルモンってどんな味だったっけ?
 20代のころまでは煎餅や煮干しなど毎日のように食べていたけれど、今じゃそんな固いものは避けてばかりだ。そりゃぁ顎の筋力も落ちるわけだ。

 どのくらい落ちていたかというと、昨晩の話で今朝になって、耳の下から首にかけて筋肉痛が発生しているくらいに落ちている。

 そう、奇妙なところが筋肉痛になっている。
 最初は虫歯かと思ったが、それにしては首のあたりまで痛む。それに奥歯でものを嚙んだ時にだけ鈍い痛みが走る。明らかに虫歯とは違う痛覚。
 顎の関節でもおかしくしたのかと思ったが、以前顎を痛めたことがあり、その感覚とは違う。顎関節ではない。
 で、ちょっと顎の痛みをGoogleで調べたら、顎関節症という結果が並ぶ。
 いや、以前俺、顎関節症はやってるんだよ、その症状とは明らかに違うんだよ。
 検索の仕方がまずいのか。「顎 筋肉痛」で試しに検索してみたら、上位候補が全部顎関節症。
 なんじゃこりゃ。

 ってことは、だ。あごの筋肉痛は「顎関節症」に分類されるってことになるのか?

 うーん、顎関節は口腔外科か歯科医院なんだけれども、これは医者に行くべき症状なのか?
 どう考えても「あたりめ」を食べた際の筋肉痛にしか思えない。

 自己判断が危険なのはわかっているのだが、検索結果上に並んでいる顎関節の症状といわれるどの項目にも当てはまらない。

 というわけで、数日程様子を見て、それでも痛みが引かないようであればいつも行っている歯医者へ行くしかないか。

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