日記的なもの 62「kindleの読めなくなる日的な話」
Kindleアプリはもはや必需品の一つなのだが、できるだけ俺が死ぬまでは続いて欲しいサービスだ。
Amazonは中国からKindleの完全撤退を決めてしまっている。来年の7月には、Kindleがカップラーメンの蓋を抑えるだけの重石になってしまうという。
つまり、中国では2023年7月以降、今までKindleで購入したすべての書籍が読めなくなってしまうということだ。
お隣中国での話だが、日本でも将来的にその可能性がないわけじゃない。
日本国内では一番利用されているとは言え、無料で利用できる部分を多く占める電子書籍サービスが台頭してきている。
代表的なものがLINEマンガだ。マガポケやコミックDAYSやうぇぶりにジャンプ+などは出版社が提供しているサービスのため自社製品しか載せていないが、LINEマンガやピッコマは出版社という垣根を越えて無料漫画を提供している。
この手のサービスが当然となってしまうと、kindleへのサービスが一気に低下してしまう可能性がある。
中国圏では、実際に広告収入による利益の確保を基準とすることで読書の無料化を浸透させ、結果として売り切り型のKindleは売り上げを落として中国市場からの撤退を決定している。
日本国内で中国と同じ轍を踏まないとは言い切れない。
現に無料漫画の読めるアプリやサイトが増えてきているのだから、気にしすぎということもないはずだ。
ただ中国とは違って無料で読めるもののメインが現在はコミックス系統に限られていることだ。
文章系の書籍に関しては元々が無料だったものを出版社が書籍化しているといった流れとなっているのがライトノベルの分野だであり、こちらはWEBにてファンが購入することが前提に計算されているのか、こちらに関しての売上は年々伸びているらしい。
実用書なども、無料の話をほとんど聞かない。
ただし気を抜けば、海賊版はすぐに出回るだろうなぁ。
というわけで、我々は常にKindleなどの電子書籍が撤退する可能性を考慮した上で購入を考える必要性があるということだ
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