【自分の行動の原因とは?】

「思考というの名の戦場」からの学びです。

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メアリーの問題は、夫のジョンを家長として認められないということです。
つまり、彼女は何でも自分で仕切りたいのです。


家計についても、子どもの教育についても、すべて自分で決めたいと思っています。
また、自分が自由に使える「自分だけの」お金を持つために、外で働くことを考えています。
誰にも頼ろうとせず、自己主張が強くて、人に対する要求も高く、口うるさいタイプの女性なのです。

・・・

メアリーの父親は、非常に支配的な人でした。
自分の機嫌が悪いというだけで、彼女をぶつことが多々ありました。
少しでもおかしなことをしようものなら、ありったけの怒りを彼女にぶちまけたのです。
何年もの間、メアリーは自分と母親に対する父親の態度に絶望的し、悩み続けてきました。
父親は、娘や妻の人格を否定し、彼女たちを見下すような態度を取り続けたのです。


しかし、それとは逆に、兄に対しては接し方がまったく異なりました。
まるで、男の子であるというだけで、えこひいきしているかのようでした。


16歳になる頃には、サタンが何度も繰り返しささやいたうそ偽りに、メアリーはすっかり洗脳されていました。


「男なんてみんなただ威張っているだけ。
みんな同じ。
信用してはだめ。
結局はあなたを傷つけ、あなたを利用するだけだから。
あなたが男だったらうまくいったのにね。
好きな事をやりたい放題できたのに。
人に命令して、威張り散らして、自分の思い通りに人を操って、周りの人は(特に、妻や娘たちは)何も言えずに、ただ言いなりになるだけなのにね。」

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彼女の生い立ちや経験が思考を決めます。
男とはただ威張って、特に女性に対しては威張り散らしているもの。
信用してはならない。


そのような思考があるので、夫であるジョンに対しても家長とは認めらず、自分で何でも仕切りたがる。
もし自分が男であるジョンに対して家長と認めてしまうと、自分が幼少期の頃に受けたことが起こるかもしれないと恐れてしまうからです。


その恐れがあるから、コントロールされたくないから自分で仕切ろうとする。

こういう場合、表面的に夫を信頼しましょう、とかしてもあまり効果がありません。
ついしてしまう行動の基となっている思考を変えないと、長期的にはまた元に戻ってしまうことが多いのです。



自分の思考が元になった体験とは何か?を問い直したいと思いました。



今日も最高の1日を😄

God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)

長瀬雄大

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