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『すばる』2月号に掲載の小説家の西加奈子さんと写真家の長島有里枝さんの対談を構成しました

西さんは長島さんが90年代に牽引してきたガーリーフォトのシーンに浸って青春を謳歌してきたといいます。そんな二人の表現者の、時を経ての邂逅っていいですよね。

対談は、西さんご自身のガン闘病記である話題のノンフィクション『くもをさがす』そして、新刊の短編集『わたしに会いたい』への、長島さんの共鳴から始まります。

お二人が両作を通じて見つめる、この時代の〈優しさ〉とは何か。そのことを考える対談のタイトルを〈間違えてもいいから、優しいままであること〉としました。まさしく、正しさがこわばる世界で優しさを取り戻すことの意味を語り合ってもらっています。

お二人の言葉の、まなざしの、その温もりが照らす先をぜひ辿って下さい。

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