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【DX企業紹介11】KabuK Style ~より自由なライフスタイルのために~

2040年問題を見据え、若者・女性にとって魅力的で良質な雇用の場の創出を目指す長崎県サービス産業経営体質強化事業は、県内企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を支援しています。

今年度は株式会社日本総合研究所の協力の元、県内企業13社のDXを推進し、次世代に向けた「稼ぐ力」の強化を行っています。2022年3月14日~16日にその成果を長崎県DXフォーラム(zoom)で発表することとなりました。

▼▽▼長崎県DXフォーラム応募フォームはこちら▼▽▼

企業紹介11社目はワーケーションなどの新しいライフスタイルを持つ層が集まる宿泊プラットフォームを運営する株式会社KabuK Styleです!

ライフスタイルの変化と「HafH」

 近年、リモートワークを導入する企業が増加したことでワーケーション(働きながら旅行をすること)や多拠点居住(複数の住まいを持ち、移り住み暮らすこと)といった新しいライフスタイルを持つ層が急激に増加しています。
 KabuK Styleは、この新しいライフスタイル層をターゲットに、宿泊サブスクリプションサービス「HafH」を長崎県から展開する事業者です。「HafH」は月に定額を支払うことで、国内外1,000以上の宿泊施設に決まった回数泊まることができるサービスであり、ワーケーションや多拠点居住といったライフスタイルの実現をサポートしています。

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交通サービスとの協業

 KabuK Styleでは、ターゲットである新しいライフスタイル層の更なるUXの向上のため、今までになかった「長距離を移動するライフスタイル」を実現するための実証実験をJALやJR西日本、Peachなどの交通事業者と行いました。
 例えば、JALとの実証実験では、全国10エリアを対象に、3往復の飛行機と3泊分の宿泊がついて36,000円というキャンペーンを実施しました。結果、多くの参加者が応募し、予定した枠は一日と経たずに売り切れました。
 実証実験の対象となった10エリアには長崎県も含まれており、これを機に長崎県に初めて来たキャンペーン参加者もいるなど、地方創生への寄与も今後期待できる結果となりました。

新しいライフスタイルの実現に向けて

 今回の実証実験では、新しい働き方のKabuK Styleでは、より自由な人の移動、ひいてはライフスタイルの実現のため、今後多くの交通事業者を巻き込み、新たな移動需要を喚起させるような取り組みを行っていく予定です。
 近い未来には、東京から北海道に飛行機で移動し、仕事をしながら鉄道や車で旅行をするといったワクワクするライフスタイルが実現するかもしれませんね!

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長崎県DXフォーラム(zoom)開催!
日時:2022年3月14日(月)~16日(水) 各17:00~18:00
参加費:無料
参加方法:オンライン(zoom)
登壇者:長崎県内のDX推進事業者10社程度(各回3名登壇予定)
ご参加対象者:DXに興味がある方、
中小企業のデジタル活用に興味がある方、
長崎の未来を盛り上げていきたい方

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文責:株式会社日本総合研究所 コンサルタント/研究員 藤澤元太郎

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