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糸を切らない

 1ヶ月以上毎日続けてきたnoteの執筆に、惰性感が出てきた。近頃、書くのが億劫になってきている。ただ、文章が短くても、内容が薄くても、続けることが大事だと感じている。理屈はわからない。この細い糸を切らないで進んだ先に、何か気づきがある気がしている。

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 自分は、会社を2度辞めた。初めの会社は2年弱、次の会社は3年弱で辞めてしまった。いずれの会社も、入社直後はやる気にみなぎり、そこそこの成果のようなものも出していた。しかし、しばらくすると、上手くいかなくなる時期が訪れる。成果を出せなくなる。ついでに仕事の意義がわからなくなってくる。気持ちが死んで、ただ惰性で働いているようになる。そんな自分が許せなくなる。そして、耐えられなくなり、会社を辞めた。

 あの時、惰性でも良いから辞めずに働いていたら、どうなっていたのだろうか。時々考える。人には、好き嫌い向き不向きがある。合う環境合わない環境がある。無理しないことは重要だ。一方で、不調な時に、上手くやり過ごすことも、同様に大事なことにも思える。

 不調な時に、上手くやり過ごすと、どうなるのか。いささかスケールは小さいが、あの時の答えを見つけるために、noteを続けているのかも知れない。

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