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適当でもおいしい紅茶を飲む方法

このご時世なので、家にいる時間が増えてお茶を飲むことが増えた方も多いかと思います。そんなとき、手間をかけずに紅茶を飲みたくないですか?
そんなあなたに、紅茶を長年愛飲し、紅茶教室を主宰している私から適当にやっても美味しい紅茶を飲める方法を紹介します。

大事なのは2点です。
・「適当」に向いている紅茶を選ぼう
・  カップラーメン感覚でやろう
それぞれ説明していきます。

【適当のコツ1】 「適当」に向いている紅茶を選ぼう

■ 適当に向いているのは「大衆向け紅茶」
紅茶と一口に言ってもつくり方や味も様々なんですが、適当に向いているかどうかという基準だと「大衆向け」と「玄人向け」の2つのタイプに分類ができます(一般的な分類ではないです)。

大衆向け
・スーパーなどで買える
・メーカーで紅茶をブレンドし、気軽に扱いやすいように調整されている
・年中いつでも同じ商品が提供されている

玄人向け
・紅茶専門店やデパートで買える
・シングルオリジンと言われる各地の産地の紅茶の個性が楽しめる
・生産量が少なかったり旬のものだったりするので希少価値がある

大衆向けは気軽に紅茶を飲む人に合わせて作られたもの
玄人向けは紅茶の個性や旬を楽しむもの。つまり紅茶に合わせるもの
と言えます。なので、適当に楽しむには大衆向けがオススメです。
なお、これは優劣の話ではなく、どちらにも良さがあると思っています。玄人向けも奥が深くておもしろいです。

迷わずティーバッグを選ぼう
紅茶はティーバッグか50gぐらいの単位で袋や缶に入ったものかの2パターンありますが、ここは迷わずティーバッグを選んでください。

ティーバッグがおすすめな理由
・片付けが楽(日常的に楽しむにはこれが重要)
・ティーバッグだから美味しくないというものではない
・茶葉の量が一定なので好みの味に調整しやすい


【適当のコツ2】 カップラーメン感覚でやろう

■必要な道具

・カップかポット

以上です。

ポット

なんでもいいです。うちでは右のようなガラス製のものを使っています。中身が見えるので入れるお湯の量もわかりやすいですし、取っ手も外せて洗いやすいです。
あとは左の急須でも全然OK。

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カップ
これもなんでもOKです。うちのはこんなマグカップです。
ちなみに紅茶といえばティーカップですが、ティーカップのあの形状は紅茶を飲むために意味があるので、ティーカップは無意味ということではないです。

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■ 淹れ方
私のだいすきな「マルちゃん 緑のたぬき」の作り方はこのように書いてあります。

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紅茶もほぼ同じで、お湯を入れて待つことが美味しい紅茶のためのポイントです。固い麺が美味しく食べられるようになるまで時間がかかるように、茶葉から美味しい味が出るのも時間がかかるのです(待たないと「茶色の白湯」になります)。
「ほぼ」というところが気になった方もいるかと思いますが、カップラーメンとの違いは可能な限り高温が良いということです。そのために紅茶を淹れる道具(カップやポット)を先に温めてください。
沸騰した熱湯を直接注ぐと、カップやポットが熱くなる代わりにお湯の温度が下がってしまいます。それを防ぐためにあらかじめ温めておくというわけです。

以上を踏まえて淹れ方は以下のとおり。

・道具(カップかポット)とティーバッグを用意
・道具にお湯を入れて温める(で、お湯を捨てる)
・沸騰したお湯を入れてティーバッグを入れる※
・3分ぐらい待つ(ティーバッグは揺らさなくても美味しくできます)
・ティーバッグを引き上げてポイ
・おいしく飲む

※ポイント!
お湯の量がよくわからないときは少なめに入れましょう。飲むときに濃いと思ったらお湯を足せばいいです(味が薄いものを濃くはできないので…)


オススメの紅茶を紹介

・リプトン
スーパーでよく見かけるであろう大衆紅茶の象徴。程よい渋みや香りなど紅茶らしさが楽しめる味わいで飲み飽きない美味しさです。
日本で飲むことを考えて作られたブレンドティーなので、そりゃ美味いよという感じです。

・トワイニング
こちらもリプトンに次いでスーパーなどで見かけるものですね。安定したあ美味しさトワイニング ザ・ベストファイブ 50P ティーバッグ トワイニング


・ジャンナッツ
コーヒーと輸入食品のワンダーショップ「カルディコーヒーファーム」の定番紅茶。安価で美味しいので助かります。


・犬猫紅茶店
「むずかしくない紅茶」を標榜するブレンドティーの専門店。適当にやっても美味しい紅茶が飲めるように考えれたブレンドをしている(はず)なので、いつも安定して同じ味わいの紅茶が飲めるようになると思います。


もっとくわしく紅茶の淹れ方を知りたいという方

そんなあなたはこちらのnoteをご覧ください。
じつはこのnoteを書いたのも、こちらのnoteを触発されたところがありました!


以上です。
もし紅茶について疑問とか質問があれば私のTwitter に質問をください。


ちなみに普段のnoteは日本酒のことがメインなので、ご興味ありましたらこちらもどうぞ。


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