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どういう店を酒場と呼ぶんだろう

どういう店を酒場と呼ぶんだろうと考えることがよくある。
定義はいろいろあると思うが、その一つは入店からすぐに1杯目のお酒が提供されることだと思っている。

「入店時にオーダーを聞いて、お客さんが着席するときにはお酒があるのが理想」

とある酒場の店主がそんなことを言っていた。
オーダーを受けてから提供まで、ではなく入店から。
酒場に来る客が一番に求めているのはお酒だと思うので、お酒をいち早く提供するのが店にとっても客にとっても正しいであろう。

一つ例を挙げると、串カツ田中は入店からお酒の提供までに手順があり、提供までが遠い。
店舗によって変わるかもしれないが、私が直近で伺ったときは以下の流れだった。

着席

年齢確認(20歳以上であることを指差しで確認)

お酒のオーダー

店員さんからご一緒におすすめの串カツはいかがですか?的なおすすめ

オーダー終了

お酒類の提供

酒場と分類される要素は他にもあるので、これをもって串カツ田中は酒場ではないというつもりはないが、一般的な飲食店寄りにはなってきているなとは思う。
(念のため言っておくと、酒場だから良し、酒場以外はダメとかいう話ではない)


冒頭の画像は月島にある名酒場「岸田屋」
牛にこみが有名だが、他のメニューも美味しいものばかり。

チューハイと牛にこみ


【余談】
アルコール飲料全般を指すのは「酒類」が正しいかと思うが、堅い印象があるため「お酒」とした。

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