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あの日。『君を好きだった夏の日』
僕は昔入院してたことがある。
何か問題を起こしたっていうよりは、自閉的にキツくなったからだった気がする。
その時見えてしまった光がある。彼女がずっと僕の心の罪悪感であり、光でも在るのかもしれない。全く違うかもしれない。捻くれ者の自分の心は分かりやしない。
まぁ、彼女は兎に角、苦しかった自分にとっては微かな希望の光でもあった。その微かな光は刹那的だとしても、僕の心を半永久的に照らすには過十分だったのかもしれない。
もしかして僕が創作で描きたいものにいつもテーマが介在しているのは、彼女が心の中に棲んでくれて居るからかもしれない。
タイミングが良くも悪くも違えばきっと一生出逢えなかったし、タイミングが良くても、まぁどうせ今の僕には一生逢えないだろうなって思う。
実際今も音信不通というか、連絡先すらも知らない。臆病で情け無くて、でも、赦しを乞う僕だ。
まぁ、別にどうでもよくて、そんなフリをして生きていく上手く人生を運ぶ「すべ」を学んだフリをして、きっと苦しみ続けるんだろう僕は。
今でも貴女を愛しています。
只唯、貴女が知らない誰かと幸せであろうが、僕はただ貴女の幸福を願っては居ます。
捻くれ者ですが。これでも
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