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スズメバチが、華麗に舞うとき

まえがき

皆様ごきげんよう。

最近は出費がかさみ、なかなかひもじい生活を送っております。ヲタ活からもしばらく足が遠のきそうですねぇ。東京女子プロレス(以下東女)においてもそれは同様。

次の参戦は7月8日の大田区総合体育館になりそうなのですが、飛行機もさっさと押さえなければなりません。クレジットカードの出番が増えそうだ。こりゃ大変だ。

さて、そんなつまらない話はさておき、東女は5月5日に後楽園ホール大会を控えています。ここではタイトルマッチが2試合組まれていますが、辰巳リカ(以下リカ)の持つインターナショナル・プリンセス選手権(以下IP)に挑戦するのが鈴芽です。今回は彼女について書いていこうと思います。


どんな選手?

・デビュー戦の相手は中島翔子・里歩組。
・上記のパートナーは同期の舞海魅星(現MIRAI=STARDOM)。
・“すずめ”は鳥ではなくスズメバチのイメージ
・得意技は“リング・ア・ベル”、“ミカヅキ流星群”、“トゥインクル”など
・ニックネームは“ビビッドハニーマスタード”

当初は“練習生イズミ(仮)”として2019年4月の王子大会で紹介されました。その後、ハロプロのオフィシャルショップ“ハロショ秋葉原店”でのイベントで、リングネームが“鈴芽”と決定。デビューからは今年で4年経ちます。

今まで舞海魅星とのタッグ“BeeStar”、遠藤有栖(以下有栖)とのタッグ“でいじーもんきー”で2度プリンセスタッグ選手権には挑戦していますが、シングル挑戦は先述のIPが初となります。


きっかけ

では、なぜ今回私が鈴芽について書こうと思ったか。

答えは単純に“一番の推し”だからです。

鈴芽は1998年11月生まれ、私は1998年8月生まれなので、同世代にあたります。ハロプロでいう“ばくわら世代”ですね。細身の身体ながら屈強な相手にも勇敢に立ち向かう姿を見るうちに、彼女に惹かれていきました。

飛行機の時間の兼ね合いから断念した昨年7月の大田区総合体育館大会を除き、試合後のサイン会にも欠かさず足を運んでいます。“同い年です”ということを言っているうち、コンタクトをしていてもメガネをかけていても一発で認識されるほどになってしまいました。

ブースに行くと“お待たせしました”とかではなく、“あ、久しぶり~”なんて言われることも珍しくありません(笑)

一応、選手とファンという間柄です。人見知りという性格も相まって、なかなか自分としてはタメ口で喋ることははばかられます。

ただ、鈴芽は話していてすごく楽しいし、フランクに接してくれます。顔を覚えられていることもあるのかもしれません。いい意味で壁があることを感じさせないですね。

サイン会では日常のことをあれこれと喋っています。結構どうでもいいことばっかりです。そんなことでも鈴芽は受け入れてくれます。本当にありがとう。


なぜ期待する?

ここからなぜ鈴芽に期待するのかをお伝えしていきます。

まずは、気持ちを前面に押し出すところですね。
プロレスラーというもの、やはり観客に対してアピールしたり、印象に残る戦いをするというのは非常に重要です。鈴芽は気持ちを出し、キャリアで上回る先輩相手にも果敢に立ち向かっています。綺麗な戦い方ではないかもしれません。不細工だとしても、全力を尽くす姿は本当にカッコいいなと感じます。

さらに、鈴芽は一度リカに勝っています。
昨年7月31日、東京プリンセスカップの準々決勝で鈴芽とリカは対戦。終始攻められていましたが、ツイスト・オブ・フェイトを切り返し、変形十字架固めで勝利を収めました。翌8月1日は私の誕生日。最高のプレゼントになりました。

鈴芽がIPに挑戦表明したのは、4月15日の後楽園ホール大会。その日リカはバートビクセン相手に2度目の防衛を果たしました。“次は鈴芽が来たりしないかな~”なんて思いながらuniverseの中継を見ていたら、リングサイドには鈴芽の姿が。

王者になったわけじゃないのに、とめどなく涙があふれてきました。憧れの存在であるリカに挑戦したことが、本当に嬉しかった。今は心から“獲ってほしい”と思っています。いや、必ず獲れると信じています。


あとがき

リカは団体最高峰のベルトであるプリンセス・オブ・プリンセス選手権、プリンセスタッグ選手権を過去に戴冠しています。そして3月18日の有明コロシアム大会で、前王者の渡辺未詩からIPを奪取。団体初の“グランドスラム”を達成しました。

私も現地で観戦していましたが、フィニッシャーの“ホワイトドラゴンスリーパー”には心を揺さぶられました。その執念に、思わず目が潤みました。

今、一番ノリに乗っているレスラーといっても過言ではありません。
とんでもなく強いです。
勝つことなんて、あり得ないかもしれない。
でも、そんなあり得ないことをやってのけるのが鈴芽です。

とてつもなく強いチャンピオンから奪うベルトは、これ以上ない価値があると思います。
憧れの存在を超えて、新たな時代を切り拓いてくれる。
そう信じて疑いません。

鈴芽の時代が、来る。
Time has coming.

p.s.GWで飛行機があまりにも高すぎたから現地には行けず…

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