Xで架空の人物像を演じている人たちは人生楽しいのだろうか
SNSは、現実世界で不遇な人であっても架空の人物像を創り出し、嘘の自分を演じることが可能な世界である。特にX界隈では、明らかに嘘であるにも関わらずPEファンドや総合商社や外資系企業で成功を積んでいる人物を演じ、幻の自分がいいねやフォロワー数を獲得することで自己承認欲求を満たしている姿が散見される。
ただし、これをやりすぎると本当の自分と妄想の自分の区別がつかなくなってしまう。仮想現実空間で得られた社会的承認欲求を慰めに、真の現実世界での生活を楽しめなくなってしまう。
この虚しさを説いたのが冒頭のナヴァル・ラヴィカントの言葉でもある。
Xで架空名義でイキっている人たちはほぼ虚偽の人生を歩んでいる悲しい人だと思っている方がいいのだろう。実名を曝け出し、リスクをとっている人のSNSこそが、現実世界と仮想の世界を一致させている、真に信頼できるものなのである。
実名を曝け出していない者に言いき聞かせてやりたい。含む自分自身。
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