冬休みの工作
次男の冬休みの工作は、カッティングボードだった。
長期休みの工作は、基本的に家にあるもので作ることがほとんどだ。今回、次男坊が思いついたのはカッティングボード。
仕事の関係で、うちには木材のストックが色々あって、端材もたくさん出る。エゾヤマザクラのちょうど良い板があった。
板取り
カッティングボードといえば格好いいけど、ようするにただの板を綺麗に磨こうって話だ。
曲線に切りたい、円にしようか、取っ手を付けようか・・・
色々思案していて、どうやったらその形に切り出せるか相談に乗っていたのだけど、冬休み終了のリミットが迫ってしまったことと、技術的な問題もあって、四角い板というシンプルな形になった。
桜の板からどの部分を切り出すかということだけど、わざと節を入れるとか、虫食い部分を避けるとか、考えるとなかなか奥深い。
板の耳がイイ感じだったので、そのまま残すことにした。
学校の工作で、電動工具はありか
テーブルソーを子どもに使わせるのは、究極に危ないような気がするけど、自分の子どもだからいいか。もちろん厳重な監督のもとでの話。真似したら指吹っ飛んだとか言われても、責任取れないので注意してね。
これを、ほどよい長さに切って、カンナやヤスリをかけて仕上げていく。
はじめは、紙やすりを手で持ってちまちまやっていたのだけど、見かねて、ランダムサンダーを貸してあげた。ディスクグラインダーと、オービルサンダーの間くらいの掘削能力で、大きめの傷も見る見るうちに消える。
小学生の工作なのに、電動工具ずるくない?みたいな意見はでそうだけど、僕は根性論を押しつけて努力を評価するのは好きではない。効率よく最大限の結果を出せることに頭を使った方がいい。
その為には、体験を通じて、あらゆる事に引出を持っておくことは、大人になって生きていく上で、わりと重要な事だと思っている。
磨いて、磨いて
全体的には極めて地味な作業だ。写真を撮ってあげようななんてことも思わないほど、地味な作業だった。したがって、記憶以上の記録はとくにない。
とにかく磨いて、磨いて、磨いて・・
仕上げに、木製食器用のオイルを擦り込んで完成!
出来たのがこちら。パンも良いけど、そのうちオードブルを盛り付けてもお洒落だね。
あとは当分の間、使う度にオイルを擦り込んでメンテナンスしていけば、どんどん育って良い感じになりそう。
カッティングボードなんだけど、傷を付けるのが勿体なくて、まだこの上でカットしたことはない。
ちなみに、本人も嬉しかったようで、自分で記事をアップしていたので、良かったら読んであげてくださいな。
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