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d news agui物語.11 「2022年にしたこと」

2021年12月25日に開場した私たち「d news agui」
今年実行したこと、活動などをメモ程度ですが、振り返り、d news agui物語12では、来年2023年にやりたいこと、をお披露目したいと思います。
今年もありがとうございました。

レンタルキッチンを使った第一回は、東東京の割烹「はりや」の出張店舗です。
店内を使った「出張はりや」の様子。この時はスタッフが厨房に入り、洗い物などをサポート。
知多木綿の産地であることをアピールするため、カフェで提供するおしぼりは全て株式会社新美さんの知多木綿を毎日朝、準備することからd news aguiの1日は始まります。
隣町「常滑焼」を販売商品として取り扱い、伝え始める。
徒歩5分の場所に専用駐車場を8台分契約。
知多木綿で作られたシャツなどの取り扱いを開始。
農地転用準備とともに、駐車場スペース整備。
株式会社新美さんが「子供たちに機織の様子をみてもらいたい」と、実機を無償提供。今もすぐに動かせるよう、メンテナンスをしてくださっている。
レンタルキッチン第二回は、南知多のイタリアン「ビアンケッティ」による出張レストラン。知多の食材をふんだんに使った料理のランチ、ディナー。
地元「みどり牛乳」の廃業を受け、残る地元「常滑牛乳」を応援、取扱開始する。
隣町「岡田」のブルワリー「OKD」に依頼して阿久比で収穫されたレモンを使ってオリジナル「阿久比ビール」を開発、提供、販売。「OKD(おかだ)」へのリスペクトから名前を「AGI(あぐい)」に。
レジ前にて、追加支援を募り、薪ストーブ設置。
朝、出勤するとどなたかの薪の寄付が増える。本当にありがたい。
クラウドファンディングでの資金支援をくださった方々のお名前を建物に記す。
クラウドファンディングの資金を活用して配送車を購入。
第一回ギャラリー企画「知多木綿の白い布」展開催。
知多木綿の展示、量り売りを開始。
地元、知多の食材、お酒などの販売を開始。
地元機織企業とオリジナル商品の開発、販売を開始。
カフェ利用の方々に向けて「ナガオカ図書」を設置。
京都の老舗「祇園ない藤」と、知多木綿を使ったオリジナルサンダルの開発、販売を開始。
駐車場の左右に記念樹として「もみじばふう」を植樹。
ギャラリー第二回企画「いそべ商店」展を開催。
ギャラリー企画と連動したトークショーを開催。
いそべ商店は「常滑焼」の問屋さん。その代表商品としての「急須」を知って使ってもらおうと、カフェでは「選べる急須お茶セット」の提供を開始。今も続けています。
大変多くの取材を頂きました。取材は「活動」の様子のみOKとして「カフェ」「ショップ」の取材は基本的に全て今もお断りをしています。
クラウドファンディングに支援ご参加頂き、リターンで「懇親会参加」を選択された皆さんの集まりを数回に分けて開催。
ご支援、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いします。
いそべ商店展会期中に日本茶インストラクターによる日本茶を楽しみ学ぶワークショップを開催。
皆さん、ご参加、ありがとうございました。
トークショーの座席と将来企画したい「古書市」のエントリーBOXを兼ねた収納ボックスの寄付を募り、50個の参加を頂きました。(1口1,700円)
皆さん、ありがとうございました。
東京在住のイラストレーター、山下アキさんを紹介する企画展を第三回ギャラリー企画として開催。アキさんを知って頂き、アキさんには4日間、ゲストルームに滞在頂き、阿久比町を散策し、気になった場所、風景をスケッチ、写真に撮影し、後日、アキさんが描く阿久比展として開催を計画。
阿久比を自由に散策し、案内する私たち。
ギャラリー第三回企画「山下アキ、初めまして展」のギャラリートークの様子。
ピアノのご寄付を頂きました。ありがとうございました。
その町らしい風景を意識していく取り組みの先駆者を神奈川県真鶴町に訪ね、次のギャラリー企画のお願いをしてきました。
第一回古書市を開催。ご寄付いただいたBOXをエントリーボックスとして活用させて頂きました。ありがとうございました。この古書市を繰り返し、ゆくゆくは阿久比町に古書店を作る考えです。
レンタルキッチンプロジェクト3組目は名古屋熱田の人気カフェ「ベイリングプラント」毎日、大盛況でした。ありがとうございました。
山梨在住の「熱燗DJつけ太郎」さんをお呼びして阿久比町の日本酒の会を開催。
ノコギリ屋根の機屋の工場跡を活用し、阿久比の風景を残す私たち。ある日の台風で雨漏り発生。施工をして頂いた町内の建設会社「大勝建設」さんに相談し屋根に登ると、多くの枯葉による雨樋の詰り。掃除して解決。大勝さん、ありがとうございます!!!
d news aguiの常連さん「中国料理久田」さんからの依頼で、店のシンボルマークを作らせて頂きました。ナガオカの本業はグラフィックデザイン。こういうご縁とお仕事、とっても嬉しい。自分の考えたマークが町に灯る。まるで、阿久比の風景を残したいとノコギリ屋根の機屋の工場跡を今、借りて店として使い続けているような、町に参加している意識でのお仕事のような。ありがとうございます。久田さん。マリ姉さん。
ギャラリー企画第4回は、d news aguiを主宰するナガオカケンメイの自己紹介展。そもそも「どんな人がd newsをやっているのか」を伝えないと、失礼ですよねー。ということで、自分の作ったものを並べて自己紹介してみました。ありがとうございました。
コロナに伴い、テイクアウトのご要望が増えたことで、対応させて頂きました。
阿久比の食材を使ったクッキー「あぐいのいろ」の開発開始しました。
第二回古書市開催。皆さん、ご参加ありがとうございました。
山下アキさんの2回目、「山下アキ、阿久比を描く」展をギャラリー企画として開催。大好評でした。
レンタルキッチン5人目は静岡の寿司職人「マル」さん。阿久比のお米、食材と知多の醸造調味料を使った、まさに「知多寿司」を堪能できました。
マルさんによる、阿久比寿司。大人気でした。マルさん、ありがとう!!また、阿久比に来てくださいね。
阿久比の風景を残したいと言っていたある日、解体するから差し上げます、と、屋外トイレの小屋を頂くことに。阿久比に活動を始めて、初の物件にワクワクはしましたが、さて、どうやって解体、移動するのか・・・・。
ボランティア募集を呼びかけたところ、総勢20名近い協力者が。本当にありがとうございました。
ついに、無事解体し、阿久比店の前にみんなで運び完了。
隣町、常滑は焼き物の産地。古くは「土管」など、大型の焼き物で栄えました。イナックスなど全国で活躍しているメーカーがある場所。土管を焼く素焼きの状態を保存、乾燥させる台がこのテーブルの天板。多くの工場が廃業し、解体の時にたくさん出てくるこの台を阿久比店オリジナルテーブルとして製造、販売を開始。
アキさんの「阿久比を描く」展の作品で、ポストカードを商品として作成、販売しています。
クラウドファンディングで支援参加された皆さんのお名前の横に、古書市、トークショーで使う椅子のご寄付参加者の皆さんのお名前も刻ませて頂きました。ありがとうございました。
SNS全盛の今、たくさん来て頂きたい阿久比のおじい、おばあに情報を届けるには「新聞折込(チラシ)」がいいということで、毎月、地元新聞にみんなで原稿を書き、折込瓦版を入れることを開始。
あぐいなりの本格的な試作を開始しました。
そんな様子を伝えるため、ギャラリーを使い展覧会のスタイルで広く知って頂きました。
あぐいなりのためにロゴタイプも作りました。
ギャラリーを使った「あぐいなり」展の様子
あぐいなりの店内ランチ提供のスタイルは知多の味噌を使ったお味噌汁と、醸造文化たっぷりのあぐいなり。プレートは常滑で修行され、阿久比にて作陶を続ける作家さんによるもの。
「あぐいなり」展を記念して開催した、あぐいなりのお米「れんげちゃん米」の研究者であり、農家の五一さんとのトークを店内で開催。
醤油蔵など、あぐいなりを構成する近隣の醸造蔵をみんなで巡るツアーも開催。
今では定期的に開催される「あぐいさんぽ」には「あぐいなり」はお弁当として欠かせません。
「あぐいなり」企画の一環で、阿久比町で唯一の酒蔵「ほしいずみ」さんのお酒を熱燗DJつけたろうさんと飲み比べイベントを開催。じっくりとこうして関係を深められることに、本当に喜びを感じます。ありがとうございました。
ギャラリー企画、「阿久比の美の基準」展の様子。
講演会参加者との記念撮影。
美の基準がある「真鶴町」からゲストの川口さんをお呼びした講演会の翌日。一緒に阿久比を散歩しながら、町を感じる。
あぐいの美の基準展の様子。左の僕が撮影した阿久比の写真に、みんなでユニークなタイトルを書いて貼っていくもの。右は真鶴町が発行している「美の基準」を解説したもの。
ご寄付頂いた小屋の瓦屋根が、隣町で作られている三州瓦の「塩焼瓦」であることがわかり、移築後に屋根に関わって頂く話を中央の高浜町長の吉岡さんらと。 
あぐいのいろ。クッキー完成しました!!
2022年最後のギャラリー企画は「知多の贈りもの」展。多くの関係する生産者さんと、d news aguiならではの詰め合わせを作り、ギャラリー展示、そして、販売しました。

以上が今年、d news aguiが「ショップ、カフェ営業」以外で行った「活動」でした。ショップ、カフェの毎日の営業も、実は意外と大変ですが、私たちの活動とは「知多の、阿久比の長く続くものを紹介、販売すること」です。

d news aguiがあることで、また、続くことで、より多くの、特に阿久比にお住いの皆さんが、自分の町の素朴な魅力に一緒に気づいてもらえると、嬉しいです。

さて、来年は何をするのか。
来年一年でやりたいことこの後、noteに書きました。ぜひ、応援ください。そして、阿久比を自分の故郷と思って、接して欲しいです。

ありがとうございました。

2023年も頑張ろう・・・・・58歳になりますが・・・・。

来年2023年にd news aguiでやりたいことを書き出しました。
ぜひ、続けて読んでくださいね。

https://note.com/nagaokakenmei/n/n3ee18553f875

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ロングセラー「ナガオカケンメイの考え」の続編として、未だ、怒り続けているデザイナー、ナガオカケンメイの日記です。

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あの「ナガオカケンメイの考え」の続編です。基本的に怒っています。笑なんなんだょ!!って思って書いています。

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