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d news agui日記1/4「dをはじめた気持ち(初心)」

どうしてd newsという新しいd&departmentを作ったのか。まず、それをここに記し残す必要がありますね。今回は少し長くなるかもしれません。

簡単に2つの結論から書きます。

1・なぜ、D&DEPARTMENTをはじめたのか
2・なぜ、d newsをやるのか。

1は、趣味のリサイクル屋巡りの最中に、最新型商品がもう店頭で売られていた「消費のスピード」の早さに愕然として、その速度を落とさないと、ちゃんとした生活など、できないという恐怖から。
早いスピードを遅くはすぐにはできないので、長く続いているものを応援して、結果としてそうしたものに関心を持つ人を増やしていけば、いいのではと考え、製造されて30年くらい経ってもまだ、しっかり販売され続けているものを中心に、ショップを考え、後に"長く続いているもの"「ロングライフデザイン」をショップの軸にしようと思いました。

2は、D&DEPARTMENTが47都道府県を意識して、その都道府県の長く続く個性を紹介、販売していくミッションなので、それは続け、一方で、時代はより「ローカル思考」が重要になっていく時、もっと小さな単位、僕は「村や町」にとても注目していますが、そうした人口で言う3万人以下くらいの規模でしかできない「濃密なロングライフデザイン」にもdとして向かっていきたいと考えました。
これは「資本主義経済」体質が徐々に「サスティナブル資本主義」に変化していく未来に、東京などの人口の多い都市に"もの"を移動させ、消費させるのではなく、もっとゆっくり、ゆったり「その土地の風土」とともに、ものに出会った方がいいと言う考えもあります。

D&DEPARTMENTはその県のために。
d newsはその町のために。

そして、タイトルにもしました今回書き記したいこと。2つの原点を改めて思いながら「dをはじめた初心」とは、

デザインが欲望や生活を逸脱した意味や行為ではなく、もっと地に足の着いたこと

もっと簡単に言うと

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