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小説道に迷ったので占いで導いてもらった話

 何のために生まれて何をして生きるのか。わからない――。

 わからない!!!!

 どうもこんにちは、自分の使命など何一つわからないまま今日も人生の一部を有耶無耶に生きています長埜です!!
 基本的に自分が何を思って生きているかなど他人は興味ないよなと思いこうしたブログを書くことはあまり好きじゃないんですが、のっぴきならない事情ができたのでちょっと書いてみることにしました。
 認知症予防です。
 自分の考えをまとめて書くことは、認知症予防に大変効果的らしいです。そんならなんぼでも早いほうがいいよね、というわけで、今回はひとつ先日占ってもらった時の話など書いていこうと思います。

 そう、占ってもらったんです。

 占ってくださったのは、創作系に理解が深いと評判の湊きよひろ先生(@nil_plus)です。このたびはフォロワーさんと一緒に占ってもらってきました。


【前提〜我が悩み〜】


自分は小説を書いている。何があっても一生書いているぐらい好きだし止められても書き続けるのだけど、一旦商業を通したことでぷつっと何かがきれた。他の人から批評されたりあれこれ言われるより、一緒に楽しんでくれる人のためだけに書きたい。そんな気持ちが強くなって、でもこういうのを乗り越えてまでネットでの活動を頑張り続けるべきか悩んでいる。


【先生のお言葉〜長埜、BLと百合向いてないってよ〜】


(先生)
無理矢理時代の潮流に合わせて書くのはおすすめしない。純粋に創作が楽しくて、自分の内側から湧き出るものを言葉にしてる人。周りの意見や批評を聞いていると、元々持ってる自分の言葉が歪んで出力されてしまう。とにかく書けばいい。評価はあとからついてくる。

→(私)
え、他の人の話聞かなくていいんですか!!? 自分の道好きなように突き進んでいいんですか!!?? やったーーー!!!!

(先生)
というか、そもそも苦しんでまでは書かないタイプ。しんどいことより楽しいほうにあっさり流れる。プライベートを楽しんだ上で小説を書いている。

→(私)
基本飽きっぽい自分が小説だけは続いてる理由がシンプルに“楽しいから”だったんですね……。なんか、こう、なんか……。

(先生)
商業には向いてる。やろうと思えばしっかり流行を調べて波に乗れる人。でもそれをやると、なぜ自分が小説を書いているのかわからなくなってくる。なぜなら自分が書きたいように書きたい人だから。

→(私)
わがままな人ですね、その人……。


(先生)
自分が書いて誰かが癒やされたらいいなと思ってる。でも心が繊細なので、誰にも届かなかったら傷つく。

→(私)
オアアアッ!! ア゛ーーーーーーーッ!!!!※フクロテナガザルの悲鳴

(先生)
児童文学が向いてる。ちょっとファンタジーの入った不思議な話がいい。
ホラー……でもいいが、激怖のホラーは書かない。最終的にはハッピーエンドになる、どこかに救いがあるものを書く。

→(私)
オアアアッ!! ア゛ーーーーーーーッ!!!!※怖いホラーを書けないコンプレックスを刺激されたフクロテナガザルの悲鳴

(先生)
ジャンルの幅が広い。何にでも興味持ち、あまり型にはまらない作品を書く。それが逆に魅力。想像力が豊か。
だけど独特の世界観が強い。他の人の作品が5色ぐらいの色で小説を書いてるとしたら、あなた100色ぐらい使ってる。でも1本単体見ると「何に使うの?」がしれっと何本も混ざってたりする。けれど並べてみるときれいに見えるし、統一感もある。
でもこの全体像が見えるまで、年単位の時間がかかる。よって小説家として花が咲くとしたら晩年。焦らず好きなものを描きなさいな。

→(私)
(心当たりがありすぎて白目)(江戸っ子のオッサンが悪役令嬢に転生する話とか書いてたなぁ)(すげぇ毒々しい色鉛筆使ってない?)


(先生)
逆に向いてないのは、ライトノベル、BL、TL(ティーンズラブ)、百合。

→(私)
え、BLと百合も向いてないんですか? 私書いたことあるんですが……。

(先生)
向いてないです。これらにはセオリーがあるので。

(私)
セオリーなんてあるんですか?

(先生)
あるんです。あなた、BLや百合読みますか?

(私)
読まないです。読まないけど「こんな感じだったらいいな」って思いながら書いてます。

(先生)
その発想の時点でセオリーから外れてるんですよ。

(私)
そんなぁ……。じゃあそのセオリーを学べばいいんですか?

(先生)
学ぼうと思えば学べるし身につくけど、その場合型にはまってあなたの良さが消えるのでやめたほうがいい。

(私)
そんなことあるの???


【総括〜小説を伴侶にすべし〜】

(先生)
あなたにとって大事なことは、読者を楽しませることです。常に読者がいることを忘れない。自分が癒したい人に向けて書くことが重要。
楽しんで継続し、人生の伴侶として小説を書いていくといい。


 以上が占いの内容でした!!!! 占いの最中ずっと心の中で負傷したフクロテナガザルが悲鳴をあげていましたが、こびりついた迷いに一つの柱をぶっ立ててくれたように思います。
 思えば小学生の低学年からノートに何冊も物語を作っては、そこに住んできました。現実を生きる時間と空想に生きる時間を比べれば、後者のほうが長いぐらいかもしれません。何なら現実に生きる人を私の書いた世界に住まわせて共有して、とっくの昔に境界線は曖昧です。
 こんな生き方を続けて数十年! もうね! 切り替えレバー的なものは軒並みぶっ壊れてたらしいね!!
 そういうわけで、今後とも書くことを人生の伴侶としていこうと悩みに決着をつけた次第です。不束者の私ですがどうぞよろしくね。なんだその顔は私じゃ不満か一生離さねぇぞ。

 ともあれ、これからも私は、誰かが喜んでくれる場所でずっと何かを書き続けていくんだろうなと思います。
 皆さんも人生に迷ったら、ぜひいっちょ占いをば!! 以上です!!

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