【安曇野】...1[アマリイチ]冬編!その2
『踊るからだでみつめる安曇野のくらし』
アーティスト・イン・スクールの次は、三郷交流学習センター「ゆりのき」に場所を移し、引続きリサーチを行います。
昨年『うちそと駅伝』の写真などを展示してくださったスペースに、今度は生身の身体とともに滞在できました。
滞在中には、予想していたよりもたくさんの方が足を止めて覗いてくださりました。周辺のことや「ゆりのき」との関わりなどを教えていただいたり、嬉しい再会があったりと、充実した時間となりました。
最後には1時間の共有する時間をつくりました。
お互いが何をするのかも知らないまま、待ち合わせ場所のような決め事を少しだけつくって始めました。この時間は、滞在していたギャラリーで、2人それぞれの違う試みが、同じスペースに共存できるのかどうかを試す機会になったと感じています。
益田さんはご覧くださっている方々をスペース内に招き入れてツアーを。
斉藤はその環境の中で、この場所とどこか遠くの場所を想起する踊りが起こせないだろうかと考えていました。
予定していた、...1[アマリイチ]初のインスタライブは、音楽著作権の事情により途中で止まっていたようで、それにも気付くことが出来ず失敗してしまいました。
残念な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
この経験を生かして、...1[アマリイチ]の新しいパフォーマンスや作品づくりなどを模索していきたいです。
くらしのはなし!
滞在先では今回もたくさんの頂き物が♪
山下課長からはダッチオーブンでトロトロに調理されたお芋と、大きな大きなネギを頂きました!
嬉しいお客様も!
大町市に出かけた際にお会いした馨子さんが遊びにきてくれました!
普段は安曇野にお住まいで、絵を描いたり踊ったり、、様々な形で表現活動をされています。安曇野のお話、旅のお話などをたくさんお喋りできました。
今回は念願だったガラス工房体験にも伺いました!
「あずみ野ガラス工房」さんは、多摩美術大学との提携により創設され、若手のガラス作家が作品創作に加え工房の運営などにも携わっています。
ガラス工房体験では、蕎麦ちょこやクリーマーなどを作ることができます。
悩みに悩んで、色と形を選んだら窯の前へ!
とても丁寧に教えてくださり、安全に楽しく体験することができました。
憧れの吹きガラスを体験できてとても楽しかったです。
熱々のガラスは急に冷やすと割れてしまうので、2日ほどかけてゆっくりゆっくり冷やしていきます。
そして出来たものがこちら!!!
光城山登山!
今年は北アルプスの山々には登れませんでしたが、東の山に登ることが出来ました!わたしたちの大好きな「光橋」の先、光城山に登りました。
ここは昨年『イチニタスアヅミノノ』の制作中に、安曇野在住の方から「パンプスで登った」と伺っていた山。安曇野ではお花見スポットとして昔から有名な山だそうです。お散歩気分で登れるかなーと思ってたのですが、、
結構高いですよね!笑
冬のひんやりした空気と熱くなっていく身体が心地よく、また久々に高いところから見た安曇野の美しさにウキウキしました。
こちらはあずみ野ガラス工房さんに、冷えて完成したガラスを受け取りに行った時の写真。
工房の前の川で「お菜洗い」をしている方が!
川でのお菜洗いに立ち会えてとても嬉しかったです!
「水道の水より川の方があったかいんだよ〜」と教えてもらい、川の水を触ってみると、本当にほんのり暖かくて驚きました。
この量は冬の間に食べ切ってしまうそうです。
お写真を撮ってもいいか尋ねると「顔は撮らんでね〜」と笑っていらっしゃいました。ありがとうございました!
今回滞在の最後は烏川渓谷緑地へ。
ミュージアムカードを頂きに来たことはあったのですが、ゆっくりと歩くのは今回が初めてでした。
お隣の「国営アルプスあづみの公園」同様とても丁寧にお手入れされていますが、こちらは原生の木々たちが整えられているように感じます。
冬ということもあり静かで、川の音が印象的でした。
人面岩を探してみよう!ということで歩き出したのですが、意外となかなか見つからず、どうしよう、、となった頃に見つけました!
事務所の横の建物内では勉強会が開かれていて、たくさんの方が熱心にお話を聞いていらっしゃいました。身近にある自然について、学びたい人がたくさんいるというのは素晴らしいなと思いました。
オマケに松本での寄り道〜
「絶対観た方がいいですよ!」とオススメして頂いた松本城のプロジェクションマッピングに行ってきました!
正直、、そのままで綺麗なものは何もしない方がいいんじゃないかと日々感じている斉藤なのですが、このプロジェクションマッピングは楽しかったです!
建物の角や線を意識できる仕掛けや、お堀の水からつながっているかのようなイメージが素敵でした。
2月いっぱいまででしたが、2年目の開催ということで今後も期待しています♫
(文:...1[アマリイチ]斉藤綾子)