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【栄村】キノコづくりワークショップ

栄村にて、行橋さんの3回目の滞在です。

<2月22日> 
栄村立栄小学校の5年生と羊毛フェルトでキノコを作っていきます。
この日は、大雪が降り、周りの景色が見えないくらいの中、栄村に向かいました。地面を踏むと、10㎝ほど雪に足が埋まり、除雪された雪の山は2m以上になっていました。

行橋さんの説明に注目する児童たち

この羊毛フェルトは、栄村の植物や温泉で染められたもので、鮮やかな色から優しい色までありました。

児童たちは黙々と作業に入っていき、どんな色のキノコにしようか、もっと大きな玉にしよう!などオリジナルのキノコを作っていきます。

石鹸水を含ませながら羊毛を優しく転がしていきます


次はキノコの足づくりです。
先に作ったキノコのアタマに合う色はどんな色だろうと、ふわふわの羊毛と見比べながら組み合わせを考えていました。

アタマと足を組み合わせてキノコの完成!

後半には地域の大人の人も加わり、児童と一緒にキノコづくりに挑戦!今度は、平らなキノコのアタマをつくり続々と個性のあるキノコが増えていきました。

<2月22日>
ワークショップ2日目は5年生以外の児童や保護者の方、もっと小さい子まで参加していました。

前半は、手ぬぐいに柿渋を使った染物体験をしていきます。
手ぬぐいの折り方や染める箇所によって様々な模様が出来ていきます。どんな模様ができるのか想像力を働かせながら挑戦していました。

今回のワークショップは柿渋を使った染物でしたが、栄村の温泉で染めた手ぬぐいも見せていただきました。同じ栄村にある温泉でも、それぞれ染まる色に違いがあるそうです。出来上がった手ぬぐいを実際に温泉で利用してその変化を楽しみたいと思います。

染めた手ぬぐい


後半は、昨日に引き続きキノコづくりです!
初めはどんな風にできるのだろうと話しながら行っていた作業も皆さん集中し始めると口数も少なくなっていき、黙々と作業を続けていました。

出来上がったキノコたち


キノコを作っていくうちに、「足が二つ付いたキノコを作りたい」「リアルなキノコを作るにはどうしたらいいんだろう」と理想のキノコを追い求めて作っていました。

色んな柄・形のキノコがどんな風に展示されるのかとても楽しみになりました!

(文:高橋ありす)

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