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「おいハンサム!!2」に学ぶ普通の表現


こんにちは。
だらだらとドラマを見るのが大好きな
ながねこです。
今週、最終回を迎える大好きなドラマのお話です。
このドラマは普通の日常の表現がほのぼのしていて大好きです。
ハンサムに語るお父さんが題材になっていますが、元ネタの漫画「おいピータン」は小太りのおじさんと姉妹のグルメな日常を描いたゆるふわ漫画です。
元古本屋さんとしては、元ネタを知っているので、さらに「わかりみが深い」です。


これはシーズン1で放送され、スピンオフドラマとしてドラマ公式に上がっていたもので、冷やし中華を依頼してみる性格の悪い男の場面です。

「家庭で作る冷やし中華って多種多様だよね」という話で…

このドラマで出てくるのは、春雨がのっている冷やし中華です。

たとえば

パイナップルのせ
マヨネーズつけるつけない
卵は薄切り?
ハムVSチャーシュー
もやし入れる入れない

などなど多種類の冷やし中華が登場します。
(我が家は、きゅうり・トマト・薄切り卵・ハムのせのしょうゆベースです。マヨは各自自由です。)

原作:伊藤理佐『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』(講談社「Kiss」連載)

私が思う「おいハンサム2」のセリフです。

生ハムメロンやフルーツ盛り合わせに高級ワインをいつもおごってくれるけど普通が大事だと思う。結局、同級生の会社は倒産した
高級で手の込んだ料理もいいけど、いつもある何でもない食事がほっとするし毎日食べたいと思う。
缶つまにカップ酒みたいなお店で一杯のシーンがありましたが、仕事上がりの立ち飲み屋で一杯ひっかけて帰る気持ちがわかる感覚です。

娘のお友達に何かふるまいたいお父さんのシーン
腹巻にももひきでイマドキ絶対にいない昭和のお父さんファッションで登場するのですが、なぜかフルーツポンチは、とてもかわいくて娘に嫌われたくないお父さん感が素敵です。
ドーナツなど差し入れてますが、娘たちの話が途切れるのを待って扉の前に置きそのあと気を使わせないようにお買い物に行くというかわいいお父さんです。

くろまめをことことしたい
黒豆はコトコトするまでに時間かかるの。
くろまめにくぎを入れて、半日おいて
明日3時間くらいコトコトするのよ。

サンドイッチの耳私たちが食べやすいように丁寧にカットしてジャム塗ってくれてた…ごめんお母さん…実は~
サンドイッチを丁寧に作っていたのではなく揚げパンを作るために丁寧にジャムを塗っていたが正解で…
切ったパンの耳を冷蔵庫に保存してチンするとカリカリになるんだ
お母さんはパンの耳をつまみにワインを一杯飲むのが好きでね。
そのためにいろんなジャムを丁寧に塗って作ると聞いたことがある。

君!この時間はちゃんと働かなくていいから!
ボーとしたい時間帯に働く店員に言い放った大森さん
この時間のこのカフェは居心地いいのにな。

さわやかくん対策に残しておいたのこり…
働かなくていいんだよな…
この時間はボーとしたい時間帯なの。
てきぱき動けばいいというもんだいでもないの。

ボーとしたい日常を表現している、場面です。

早くも最終回ですが…予告です↓


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自分の見えてるものを説明しようとすると箇条書の例文みたいになりますが、ほのぼのとした様子が一文で伝わる・ほのぼのとした映像で表現できるのが素敵です。

何の変哲もない日常の表現の話でした。

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