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BOCフォーラム 「ニューノーマル時代の口腔ケア」に参加して

私は昨年末、BOCプロバイダーとして「当院の取り組みと課題」について発表する貴重な機会を頂きました。

思えば1年前、口腔ケアに関して全く無知だった私が、「オンラインとは言え、まさか発表だなんて・・・」信じられませんでした。

声をかけて頂いた嬉しさと、うまく出来るのかという不安が1カ月程続き、パワーポイントの作成が思うように進まなかった時には、なぜ引き受けてしまったのだろうと後悔したものです。

しかし、BOCグループからプロバイダーにダメだしがありません。一生懸命取り組んだことは認め、情報として取り上げて下さり、一緒に喜び「すごいねー」と褒めて育ててくれるのです。

そんな学びの場が、心地良く、何故か癖になるのです。

かつて、こんな研修があったでしょうか?

私が今まで受講した研修会は、受講後のモチベーションは受講者次第で、インプットした内容が記憶に残る前に、しゃぼん玉のように儚く消えていきました。

ところが、BOC研修は毎月各地で開講され、長縄先生は毎回、BOCプロバイダーの必要性を繰り返し説明してくれます。

私にとってBOC研修は、何度受講しても毎回新たな発見がある魅力ある研修なのです。

今回のBOCフォーラムで、私が一番印象に残った発表は、鹿野博愛病院の岡崎麻衣さんの「地域食堂発信!!食べることから考える健康へのアプローチ」です。

彼女は主婦で子育てをしながら、仕事も熟し、地域での活動を楽しみながら取り組んでいる様子を、たくさんの写真をスライドにしプレゼンしておられました。

その笑顔がとても素敵で、彼女を取り巻く周囲の環境と人材を虜にさせているのだろうと想像できました。

そして、何より地域で取り組んでいる姿に感動し、特に胸が打たれました。


このように学びを継続することで私は、院内で自分が今果たすべき役割を理解し、知識とスキルのノウハウを伝達共有してきました。

その活動が実を結び、課題にしていた認定看護師の育成に関して、来年度の摂食・嚥下認定看護師研修学校の合格発表があり、一つはクリアできました。

さらに、歯科口腔外科医師は、オンライン診療に興味を示し、診療に必要なシステムの準備をしようと協力的で、院内でのプラスのPACDサイクルが動きだしている気がします。

これからも、私一人では解決できないことは、院内のプロバイダーに相談し、さらに全国のBOCメンバーの繋がりに助けてもらいながら口腔ケアの素晴らしさを伝えていきたいです。  

おわりに、今回BOCフォーラムに参加して、「BOCで救える命がある」の合言葉を全国に広めたいし、そうするべきで、そうしたいという気持ちがさらに強まりました。

そして、65歳以上の高齢者の人口がピークになることで起こりうる「2040年問題」に向けて、さらに多職種が連携して口腔ケアの必要性を啓蒙する活動に関わっていきたいです。

秋田労災病院 三浦京子

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