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コーチングの効果は突然に

コーチングを学び始めたばかりの頃、こんな体験があった。

家族からいくつか買い物を頼まれた私は、ホームセンターへ足を運んだ。いつも行く店、なんとなく置いてある場所もわかる。1つ1つ順調に買い物カゴへ入れていく。だが、思いもよらないところでつまづいた。ポリ袋(100枚入り)が見つからない…。なぜ?いつもならこの辺りに置いてある。陳列を変えたのか?早々に買い物を済ませ、すぐに帰りたかった。だけどなかなか見つからない。早く帰りたい、その気持ちとは裏腹に見つからない…。だんだんソワソワしてきたのを今でも覚えている。
仕方ない。(わざわざ聞くようなものじゃないけど…)店員さんに聞こう、その方が早い…。とあきらめかけた時、数日前のコーチングでの学びが頭をよぎった。

それは「思い込みを外す」というもの。
何か思い込んでいることはない?
この問いに、もしかして「黄色のパッケージではない?」と思った途端視野が広がった感覚が。

そう、そのときの私は完全に思い込んでいた。いつもの店、いつも買う商品。きっとここに置いてある(むしろここにしかない)。他の商品がそこにあったように、ポリ袋だってそこにあるはず。「いつもどおり」という思い込みが邪魔をし、全然目に入らなかった…。「黄色いパッケージ」は、ピンクに生まれ変わっていたのだ。見つけた瞬間、焦り、苛立ちがスゥーっと引いていった。

逆にピンクの箱にずーっと眺められていたと思うとお恥ずかしい限りだが、思わぬところで学びの効果を実感した私は、その後コーチングの奥深さにのめり込んでいくのでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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