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190:noteを始めた理由 - 鬱備忘録の成り立ち

・あと10記事で毎日更新に一区切りをつけるので、おそらく今までの記事の中でもうっすらと触れている気がするが、改めて自分がnoteを始めた理由を文字に起こす。

・本筋とは全然関係ないが、最初に出す記事みたいなタイトルだな。

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・noteではないが、一番最初に自分が備忘録的なものを付け始めたのは6年前の2018年。誰に見せるわけでもなく、iPhoneのメモ帳にただただ入力していた。
・特に内容は今と変わっていない。日常で起きた出来事に対し、少し後ろ向きな視点から自分の思考を言語化していた。

・きっかけも特にない。多分眠れなかったから書いてみたとか、そういうノリだったと思う。

・5年ほど続けていたが、iPhoneのメモ帳1ページにずっとつけていたら容量が重くなったのか、文字が打ち込めなくなった。
・何かしらそういうのに特化しているアプリを探すか…と考えたが、せっかくなら外からも見られる場所に置いていくかと思い、なんとなくブログサイトのような印象を抱いていたnoteのアカウントを作ってみた。

・そして2023年6月ごろ、最初の記事を投下した。

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・この頃は「記事を書いている」という感覚もなく、更新頻度もまばらで、ただただ文字を入力していた。
・誰かに見せたい意図もなかった。数字を伸ばそうという意識も全くなかった。本当にiPhoneのメモ帳アプリに書いていたものの延長線上だった。

・今でこそいろいろな方にフォローいただき嬉しい限りだが、注力し始める前の40記事くらいは確かフォロワーは0人だったと思う。
・まぁ、本当に趣味だった。備忘録というよりは雑記という方が正しい。

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・このnoteでもずっと綴っているが、noteで記事として書き起こし始める前から、自分は会社員としての生活で一生を終えたくない、何かしらを成し遂げたい、何者かになりたいということをずっと考えていた。
・何かをやって、でもこれじゃない、また別のことをやって、これでもない、ということを繰り返していた。

・そんな生活の中、仲の良い2人の友人に、あくまで会話のネタの一つとしてnoteで雑記を綴っているという話をしたことがあった。
・するとその2人から、文章が良いと褒められた。

・今まで、何か目的をもってやっていたことが肌に合わないと諦めていたのに、何の目的も持たず適当にやっていただけのものが褒められたのは、不思議な感覚だった。
・自分がその作業自体には何の苦も無くできることこそが、何かしらを成し遂げるための第一歩なのかもしれない。

・そう思って、note自体を自分の創作活動の一つとして捉えることにした。
・毎日更新し始めた。

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・余談だが、その2人の友人については今までの記事の中で紹介したことがある。

・一人はマガジンとしても連載した、共鳴する研鑽仲間。
・川口駅近くのラーメン屋でこの話をした。

・もう一人はデザイナー・フォトグラファーをやっている親愛なる友人。
・渋谷のセンター街の先っちょにあるルノアールでこの話をした。

・いずれも尊敬する2人で、その2人が褒めてくれるということは、自信になった。

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・そうやってこのnoteは始まった。noteの世界に浸かってみた。
・とても良い経験だった。

・noteにはいろいろな世界があることを知った。
・いろいろな住人が住んでいるのも面白かった。
・みながそれぞれの目的を持ち、さまざまな手段でnoteを活用している様子が、一つの世界を構築していてすごいな、と思った。

・自分としても、文章を書く作業が好きであることの確認が取れて良かった。今まで自分の経験してきた中で、文字を綴るというのは毎日やることが最も苦ではない行為だった。
・むしろどんな表現が良いだろうな、などを考える楽しさに気づけた。日本語が好きだ、と思った。
・思考を言語化する作業を毎日続けるのも、会社員を続けるという怠慢に陥らない防波堤として大きく機能した。

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・自分はnoteを続けることで自分自身の解像度を高め、今後進むべき道を掘り始めることができた。
・次はその道を掘り進め、舗装していく作業を始める。それまでのあと少しの間、このnoteという世界を存分に楽しもう。

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