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088:わかりやすいタイトル

・中学生の頃、ライトノベルをよく読んでいた。
・自分が読んでいた頃は、まだなろう系というか、異世界転生ものみたいなジャンルは確立されていなかった。小説家になろうは読んでいたけど。

・今はまったく読んでいない。

***

・もうだいぶ前からかもしれないが、「〇〇が〜〜したら△△だったうんたらかんたら」というタイトルのライトノベルがいつだったか浸透してきた。
・タイトルを見るだけでなんとなくこういう物語なのだろうな、というのがわかる読み物が増えた。

・そしてそれはストレートニュースを更新するネットニュースやYouTube動画、webメディア、またnoteなどにおいても同じことが言える。
・「誰のための」「何を伝える」内容なのか、最初にわかりやすく想像してもらうことでそのコンテンツを開いてもらいやすくする。
・マーケティング上、重要な視点だ。もはや基礎的な考え方とも言える。

・そういうの、普通に浪漫がないよな。
・最後まで見てみてようやくタイトルの意味がわかる、あるいは人によって解釈の仕方に揺らぎがある。
・もしくは、タイトル自体には全く意味が無い。
・そういうものの方が自分は惹かれる。

・そのコンテンツを作る目的によるので、わかりやすく伝えるというのを否定したいわけではないが「文章」というタイトル決めにおいては飛び道具のような技を使って内容を伝えようとするのは、ナンセンスだ。

・名を題せよ、と思う。

***

・「とらドラ!」とか「ベン・トー」とかが流行っていた頃が懐かしいな。

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