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211:おもしろ同人誌バザールありがとうございました。それから創作活動について。

・楽しかった。本日もありがとうございました。

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・拙著を手に取っていただく方へはもちろん特大のBIG KANSHA…があるが、それはそれとして、こういうイベントに出るといつも出店者さんってすごいなと思う。
・出店者さんというか、創作者さんというか。

・自分の創っているものはその時の自分が出せる最大限のものを出しているつもりだし、比較すべきことではないことも重々承知ではあるが、どうしても自分のものはかなり劣っているように感じる。

・いわゆるクリエイターへの憧れは、どうしても拭いきれない。
・自分はまだなれない。

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・まだなれないが、職業として創作者という概念を捉えるという新たな知見を今日は見つけた。
・自分はまだ何者でもないので、ひとつひとつの創作物に全身全霊をかけることしかできないが、「一連の創作活動」を全うすべき職業だと捉えてなにか物を作っていく、というのは意識すべきことだな、と思った。

・「技術や視野」を「自分の創作物」として捉える感覚というか。
・「創作物」に自分を込めるのではなく、「創作物を作るための能力」に自分を込める。

・能力というものは技術力や表現の仕方、またどんな物が手に取ってもらいやすいかと考える市場分析の視野など、さまざまで要素で定義付けられる定性的なものではあるが、そういったものを創作の起点とする方が、より自分にとっても満足するものができる気がする。

・職業作家的なもの。以前自分は「職業作家になりたいわけではない、自分の世界観を表現できる者になりたい」と願ったことがあるが、その頃はまだ創作という分野への解像度が低かった。
・実力が伴っていようがいなかろうが、なにかを創る時は自分の「能力」に自信を持つべきだ、と思った。

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・というのを創作者さんたちとお話させていただいた中で感じた。常々綴っているが、給料という麻薬に囚われて会社員などを続けていてはならない。
・創作活動をする中で「自分の本業は別なのだ」などというのは言い訳でしかない。結局やるかやらないか、続けれるか続けれないか、時間を注げるか注げないか、それだけだ。

・次は11月17日(日)COMITIA150に出ます。
・新刊を出しますので、どうぞなにとぞよろしくお願いします。

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・最後に重ねてになりますが、自分とお話頂いた方、また拙著を手に取っていただいた方、ありがとうございました。
・本当に楽しかった。

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