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085:人こそ人の鏡

・最近この言葉がよく頭に思い浮かぶ。
・「人の振り見て我が振り直せ」という啓蒙的な意味ではなく、相手に対して起こしたアクションはそのまま自分に返ってくるのではないか、という単純な意味でよくそういうことを感じる場面に遭遇する。

・なお、あまり良いニュアンスで思い浮かべているわけではない。

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・自分は中小も中小の企業にいるので、人数も多くなく、部署分けはされているものの明確に仕事が定義付けられているかは曖昧な部分も多いので、1つの案件に対し関わる人によってその業務領域が少し異なる。
・つまり「良いコミュニケーションを取る」という部分も、仕事を円滑に回す上ではわりと重要であり、ある程度脳のリソースを「気を遣う」というところに割かなければいけないと思っている。

・そういう前提のもと会社員たちを観察していると、雑に仕事を投げる人はおそらく雑に仕事が返ってきて、結局自分の首を絞めているように見えるし、陰口を言う人は陰口を叩かれているようである。
・逆に丁寧な仕事・早い仕事をやる人は、関わる社内の人間とも良好な人間関係を築けているように見える。
・もちろん自分も後者の人との方が仕事はやりやすい。

・また、後者は信頼があるため既存事業の重要なポジションを任され、前者は既存事業において信頼がないため新規事業に投入されがちだ。

・少し話が逸れた。
・当たり前ではあるが、自分の言動はそのまま他人からの評価にある程度は繋がる。
・そしてその他人からの評価は、自分への対応として返ってくる。
・そういったことを、最近よく思うようになった。

***

・上述の文脈でいくと最近の自分は、そういった人間観察として会社員を見ているものの、実際にその人が仕事できるかどうかとかはどうでも良く興味が無いので、おそらく自分に興味を持っている人はいないだろうな、と思っている。

・深淵をのぞく時深淵もまたこちらを見ていると言う。
・深淵に見られたくないので、深淵を見ないようにしている。

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