気ままに生きてる

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凪を乱す

凪を乱す  どこかの誰かが言った。  「あの子はいつも一人なんだ」と。  そう言われていることを知りながら、日々を過ごしていた。特別何かがある訳でもないなんてことのない日々だ。  涙の跡を風が撫でる。少し色褪せた髪は風に吹かれて視界を遮った。小さな手で髪をかき分け、ふぅと息をつく。 「あの子……ほら、あの家の」  不意に耳に飛び込んできた言葉は、いつも聞くものだった。俯き、灰色のアスファルトを見つめて一歩を踏み出す。これ以上言葉を聴きたくない。  いつだったか、誰かにこう言

    • こじつけるのをやめてほしい

      ライブはいろいろなものが詰まっていて、とても大切にしたいアーカイブの一つになった。なったけど、気になったことがあった。 これは一種の愚痴であり、注意喚起の文章だ。 ※まとめ直したくなったため、一部書き直し再投稿させていただきました。 「某メッシュも見てるかな」「あの人も見てるかな」そんなコメント。 それから歌詞や映像、言葉に【黛灰】をこじつけて考えている人やツイートしてる人達。 今までにも何度もあったけど、正直、今回もかと怒り半分呆れ半分という気持ちだ。なんなら怖い

      • 何かを残したいと思った、1人の観測者の記録。

        これから下に綴るのは、およそ3年間「黛灰」という人を観測した人「霖.」という1人の人物の話だ。 ただの記録にすぎないこれに興味を持って、気になって開いたのであれば良かったら見て行ってほしい。見てくれたら嬉しい。 事の発端は、 「黛灰」のにじさんじとの契約解消、だった。界隈ではそこそこ話題になっていたのでは、と思う。 それに対し、こう思った。 「あぁ、やっぱりか」と。 それでも涙はでた。 黛の声が聞き取れないくらい泣いた。 いつからかは覚えていない。ただ言葉の端に、

      凪を乱す

      • こじつけるのをやめてほしい

      • 何かを残したいと思った、1人の観測者の記録。