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やること地獄に落ちないために②

前回の続きです

GTDという考え方は、教員になる前にも軽く知っていましたが、どうにもならない状況になると効果を発揮するというか、

必要は発明の母という言葉がありますが

当時の私には救世主でした

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今は亡きWunderlistというアプリです。このアプリで当時の私は辛うじて壊れずに済みました

今はThings3というアプリでやっていますので、その画像でもう少し詳しく説明します

前回の記事で書いた「自分で自分にしっくりくるGTDを作らないと、また地獄に戻る」というのは、

色んな人のGTDはその人がうまくいくようにカスタマイズされているので自分が同じことをしても必ずしもうまくいかないという事です。(同じ教員でも学校によって仕事内容が違うため)

そのため、この方法が必ずしも絶対ではありません。ただ、何かのヒントにはなると思います。

で、何をしていたのかというと

まずやらないといけないことをとにかく書き出します

書いて書いて、頭から外へ吐き出します

そして、締め切り日から逆算して、そのやることを実際にする日に当てはめていきます。

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とりあえずのやらないといけない事が洗い出されて、ある程度の予定を立てれたら、あとはそれをするだけなんですが、

ここでも、その日にやることをいつするのかで苦労します

何故なら、やらないといけないことは分かっていても実際にできるのかは別問題なのです

私の中でやらないといけない事と、他人からやってほしい事(依頼)が毎日混在するのです。また他人にやってほしい事もあります

そして、その他人からやってほしい事(依頼)というのは割込み事象として、私の中でやらないといけない事の優先度を簡単に下げてしまうのです

そこで、私は以前紹介したGoodNotes5で、その日のやらないといけない事の見積もりを可視化していきます(以前はカレンダーに予定を入力していたんですが、カレンダーが見えにくくなっったり自由にメモの書き込みができないなどの不満があったので今はこの形に落ち着いています)

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時間はどの人にも公平に24時間というのは聞きますが、

その24時間で実際に自由に使える時間はどれぐらいあるのかを可視化し

また、見積もり時間に関して実際はどれぐらいかかったのか

その理由を明らかにして見積もり時間の精度を上げる事で、やらないといけない事が出来るようになりました。

また、それを繰り返すことで1日にできることや、一週間、1ヶ月の見通しも調整がかけられます

記録として残すことで、何もできなかったのではないことに気づきますし

着実に予定に向かって進んでいる感覚が出れば不安がなくなります。

今日するべき事ができたら、無理して明日以降の予定に手を出さない

何故なら、今日すべき事をする事で最終的に間に合うような計画をして、調整しているはず(勿論、バッファー込みですが)

その安心感が出るようになって仕事に余裕が持てるようになりました。

紙の手帳でも同じ事が出来るかもしれませんが、私があえてデジタルツールを使っているのかというと

簡単に予定の移動ができ、コピペができ、リマインダーで知らせてくれる

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今年、うまくいった予定は来年も使えますし記録を取っておく事で改善しやすいです。

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簡単に検索できるというのもデジタルの強みです

授業を作るというのは極めてクリエイティブな仕事だと実際にする側になって気づきました(世のあらゆる先生には頭が上がりません)

そのクリエイティブな仕事をするときに「あれもやらなきゃ」という不安で頭のメモリを使用するのは仕事の質に大きく影響します

デジタルの利便性やGTDなどの考え方を享受して楽になりましょう


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