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#2 ゆるゆるサークル

友人とつくったゆるゆる教育サークルの活動が4年目に入って数ヶ月が経った。誰でも気軽に参加しインプット・アウトプットできる場をつくるというスタンスを変えることなく、月1のペースでゆるゆると走らせてきた。コロナによってオンラインでの実施が増えたが、それでも参加してくださる方々にとって心地よい場になれば良いと思い、友人と共に(友人のリードで)頑張っている。

さて、今朝もオンラインでサークルを実施し、「この夏にやったこと、学んだこと」というテーマで、参加者全員にアウトプットしてもらった。参加者がどのように感じていたのかは分からないが、この会は自分にとってずっと心に留めておきたいと思えるものだったので、簡単に綴りたいと思う。

参加者は勤務地も経験年数も担当も異なる8人。いわゆる「いつメン」だ。メンバーそれぞれの語りから、その人が見ている景色とそこで感じている悩みや展望を共有することができた。いや、そんな安易な言葉で片付けられる内容ではない。これまでずっと一緒に会をつくり、関わり合ってきたメンバーだらこそ、その人が今そこにいる理由や向き合っている感情を想像することができ、一歩踏み込んで対話することができる。そんな感じだ。オンラインでありながらもこの空気は共有できている実感がもてている。

さらに今回特別だったのは、1年半ぶりに参加してくれたメンバーがいたことだ。彼がこの1年半のことを自己開示してくれたことがとてもありがたく、みんなでその内容を真剣に聴き、レスポンスした。詳しいことを書くことはできないが、彼の語りの内容にはそれぞれに重なる部分があり、みんなも少しずつ自己開示していった。自分のサークルでこんなに素敵な時間がもてたことが嬉しく、尊く、泣きそうになった。続けていて本当によかったと思う。

大きなことはできないけれど、この会を続けることが誰かにとっての居場所になったり、支えになったりすれば嬉しい。何よりも今日はこの場に自分が支えられていることに気づけたので、恩返しができればいいと思う。

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