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そのドアの開け方

そのドアの開け方

こんにちは
ケアマネジャーの藤川です

今日は以前にアメブロ で投稿して反響のあった。
「そのドアの開け方」
という話をお伝えしますね。

起業当初にスタッフを集めるため
日々走り回っていた頃に書いたものです
埋もれてしまうのでここでnoteで加筆しますね。


①ドアを開けよう


最近、毎日沢山の方にお会いして私の考えを話したり、今の悩みを聞いたりしています。

その中で少し感じたこと。

介護に限らずですが、ビジネスの世界では、大きな視点で全てを理解して動いている人と中の一部分で一生懸命に動いている人がいます。

一部分を担当している人は、目の前の景色や日々日常そのものが、世界の全てであるように感じ、その世界が一体どんな形をしているのかなんて考えることがありません。

変わった例え話をします

ある日あなたが気づくと、暗くて小さな部屋の中でした。

目の慣れない間は一生懸命周囲を見ようと努力するのでいいのですが
次第に部屋の全貌が見えるようになってくると、自分が閉じ込められていることに気がつきます。

よく目を凝らすと、そこに1枚のドアが見えてきます。

閉じ込められた小さな部屋から出たい一心のあなたは
そのドアの向こうに新しい世界が待っていると信じ
開けようとノブを回したり、ノックをします。

しばらくそうしていると、ドアの向こうから声がしました。

「君たちはまだここには来るべきではないよ」

あなたは誰なのか?
どうしてそんなことをいうのか?
聞いてみました。

まだ不十分なんだよ、もう少し年月も経験も必要だよ。」


②ドアの向こうの世界では


あなたはドアの先の世界に何があるのかが気になりました。
気づくと自分が部屋から脱出しようと試みていた事も忘れています。

あなたは小さな部屋でドアの向こうの声の言った通り
何年か経験を積み、またドアを叩きました。

さあ私はこんなに努力をしました
あなたのいう通りになってきました
ドアを開けてくれませんか?

ドアの向こうの人が言います。

「まだまだだよ、私でもやっとここまで来れるのに何十年もかかったのだから。」

そして言いました。

「私だって次のドアが開けられなくて困っているんだ」

実はドアの向こうにある世界にいる人も
同じように次のドアを開けられずにもがいていました

世界では
いつか責任ある仕事や立場になれると信じて
毎日頑張っている人が沢山いてます。

しかしそのドアの先でも
責任ある立場を求めて日々頑張っている人がいます。

部屋の中でいつか誰かが引き上げてくれる
まじめにやってれば認めてくれると考え日々努力を続けます。

でもそのドアが開くときは、欠員が出たり定年になったりして
少しずつ繰り上がるのみ。

もし近道を探したいのなら、一度そのドアではなく
別の出口を探して外に出て見ることも必要かもしれません。

意外とその部屋は世界から見るとほんのちっぽけで
今までの悩みは何やったんだろう?って思うかもしれません。


③誰かにとって都合がいい


私が昔長年勤めた施設を出て、営業職になった時
前職の施設長と部長が、私の営業部長を訪ねて挨拶に来られました。

その時、あのまま施設にいたらこの人たちが
私に会いに来るなんてことなかっただろうと思いました。

今までと違う世界がそこには広がっている気がします。
また歯をくいしばる日々になるのでしんどいですが
新しい日々はきっと楽しさがあり頑張れるはず。

その仕事の範囲は、誰かが決めたものです。
その範囲になっているのは、その誰かにとって都合がいいから。

愚痴や不満が多くなってきたときは
自分の成長が環境の成長に優ったから。

自分自信を成長させてあげられる場所に連れて行く時かもしれませんね。

みなさんの明日が幸せでありますように

ながいきチャンネル藤川でした


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