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憧れの人

手紙を書こうとしたら、テーマを深く掘り下げすぎてしまい重たい内容になってしまいました。せっかく時間をかけて書いたのでこちらでご紹介します。

テーマは、「憧れの人」

憧れの人には2パターンあって、自分もこうなりたい!という憧れか、恋心の憧れか、どっちの事だろうとまず思いました。私は前者について取り上げます。

私は、聡明で強くて美しくて思いやりのある人に憧れます。具体的に名前を挙げるとそこそこ多くて(笑)、大江麻理子さん、佐々木明子さん、和久田真由美さん、ヤマザキマリさん、おかざき真里さん、雨宮まみさん、ジェーン・スーさん、などなど…アナウンサーさんとクリエイターさんに偏っています(前半3人はアナウンサー、次2名は漫画家、最後2名はエッセイスト)。賢そうな人が好きで、自分もそうなりたいのだと思います。

昔は迷わずオードリー・ヘップバーンを挙げていました。彼女の美しさ、ボランティア精神、お人柄に憧れて、彼女のような完璧な女性になりたいと思っていました。

しかし、今は昔ほど彼女に憧れていません。部屋に飾っていた写真も引っ越しを機に飾らなくなり、手帳を買い替えた時には最初のページに彼女の言葉を書き留めていましたが、それもいつからかやらなくなりました。おそらく無意識に「完璧を目指すのはやめよう」と思ったのでしょう。

また、よく考えると私はオードリー・ヘップバーンの人物像をよく知りません。先述の人たちは、同じ時代を生きる血の通った人間なので、人物像を(全てではありませんが)知ることができます。彼女たちの考えを書籍やコメントから読み取ったり、日々の変化(髪型とか、メイク変わったなとか)を感じたり。そしてみなさん、プロではありますが完ぺきではないところが憧れるポイントに変わってきたのだと思います。私は至らぬ点が多く、いや至らぬ点のほうが多いのですが、そんな私でも、少しずつ積み重ねていけば人生の延長線上に彼女たちの姿が見えてきそうな気がするのです。

 聡明で強くて美しくて思いやりのある人に憧れる、という根本は昔から変わらないようですが、そこに辿り着くアプローチが変わりました。

完ぺきを目指すのではなく、少し力を抜いて。プロだけど、間違えたり隙があったり弱さがあったりする。そういう人間味を大切にしつつ、無理をせずレベルアップしていきたいと思います。



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