見出し画像

ワクチン打ってみて体感したこと

薬やワクチンは、必要な人や投与した方がいい人はもちろんいる。

だから、だれかれみんなに「これはいい」「よくない」と括り付けるものではないと思っていて。

だから推進するでも反対するでもなく、ただ、わたしが今回 新型コロナワクチンを接種して実感した【人間の免疫システムのすごさ】を記しておきたいと思って、ここに一人の体験を書きます。

わたしの結論は

「よく食べてよく寝て、体動かして、免疫力整えておこうね」


ってことです。

それでは、お付き合いください。


わたしはもともと健康体です。現時点で持病はありません、服薬/治療もしていません。

新型コロナウイルスウイルスが猛威を振るいましたが、感染もしていない(濃厚接触者の疑いはあったけど陰性でした)、という自分の体を考えて、ワクチンを接種するのは「強制でなかったら接種しなくていいかな~」と消極的でした。

ただ、今年の3月にイタリアに行くことになり、自分で調べたところによると、あちらは、

・3回接種じゃなきゃダメ
・ワクチンパスポートを公共交通機関や飲食店で提示しないといけない
・FFP2という規格のマスクを着用しなければいけない

という情報を得たので、「急いでワクチンを打たなくちゃ」と思ったのが2月初旬。
ギリギリ2回接種して行けるか?というところでした。

2月から3月というのは世界的に様々な規制等も緩和されてきているときでしたので、Twitterでリアルタイムな情報を収集していました。
(このTwitterでの情報収集が本当に役に立ちました。質問させていただいたみなさまありがとうございました。)

ワクチン接種の予約をしたところ、ファイザーであれば3週間の間隔で打てるとのことでクリニックを予約してくださいました。
この時期、世の中は3回目の摂取が始まっているところでした。


40代はワクチンの副反応がきつい人もいる、とのことだったので摂取日の翌日は仕事を入れずに休める状況を作ったり、食事、適度な運動、入浴、睡眠を十分にする+日光浴とビタミンDサプリで体調も準備も万全でワクチンを接種しました。

その甲斐あってか?摂取翌日、覚悟していた高熱は出ず、腕が上がらないくらいの副反応で済み、よかった~と渡航の準備を着々と進めていきました。


そして2回目。1回目よりも副反応がきつい、と聞いていたのでまた翌日は休めるように調整をし、食事、適度な運動、入浴、睡眠と日光浴+ビタミンDサプリ4000IU/日と免疫対策はばっちりでした。

すると、それがよかったのか?翌日発熱もなく、なんとなく だるさはあったものの、副反応よ、さあ来い!と思っていたので拍子抜けになるくらい、たいしたことない状況でした。


この時は1週間後にあんなことが起こるなんて考えてもおらず、うきうきでイタリアに向かったのでした・・・


イタリアでは入国制限も緩和されていて、ワクチン2回であっても入国することができました。
特急の列車などでは、ワクチンパスポートの提示を求められたのですが、3回接種していないとエラーになりました。


でも、「ジャポーネ」と言ったら「Ah~(^_-)-☆」と謎のジャパンパスで通りました。
(そもそも、電車に乗ってから切符確認の時に見せるので、ここでエラーになっても降りれないよな~とは感じていましたが)


イタリアにも無事来れた、安心してローマから少し離れたフォルメッロに到着したその日!!異変が起こりました。

強烈な下痢、です。
その日は現地に住むアレッサンドラが迎えに来てくれたのでランチをしようとカルボナーラを食べに行き、その後近くのスーパーに行ったとき、おなかの調子が悪くなってきたのです。

なんとなく気分も優れなくなったため、早めに切り上げてステイ先に送ってもらいました。


到着するやいなや、ものすごく気分が悪くなって最後ちゃんと笑顔で挨拶もできない状態でそそくさと、トイレに直行でした。

今まで、42年生きてきて経験したことのない強烈な下痢。まるでトマトジュースか?と思うような真っ赤な便だったのです。

そしてさらに嘔吐も・・・

きつい、苦しい。でも、これはなんだ?と頭は働いています。
昔、国家試験の時に食中毒の原因別の潜伏期間と症状を勉強したよな・・そんなことを思い出しながら調べたのですが、トマトジュースのような便はいわゆる”血便”を超えて”ほぼ血”なので、食中毒ではない、とわたしの中で確信がありました。

下痢というのは、体の中に異物が侵入するのを防ぐ、防御反応です。
嘔吐も同じです。体に入ってはいけないものを腸から体内に入らないように外に出そうとします。

だから、食中毒などの可能性ももちろんあります。
でも、「違う」とわたしの中での確信がありました。これはワクチンを外に排出しているのだと考えています。一種の副反応です。

この時、ワクチンを接種して1週間後でした。
なぜ、副反応と思ったかというと、1回目の時もあったんです。下痢が。
先ほど、1回目の副反応はないと申しました。接種した1~2日はなかったのです。想定していた発熱は。

ですが、1回目接種したあとにも下痢があったんです。あまり下痢などしないし、特に食事等変わったことがなかったのでおかしいな、と思っていたのです。
わたし便の状態をアプリに記録しているので確認してみると、それも1回目接種から”1週間”経ったときでした。

同じ1週間後、そして下痢。2回目の方がきつい。もちろん、2回目の下痢は海外に来て食べ物や水が変わったり、渡航の疲れも出ているでしょうから、食中毒の可能性もあるでしょう。
きっと病院に行けば「食中毒ですね」と言われるかもしれません。


で、わたしは食中毒か副反応化を確定させたいわけではなく、わたしの体ってすごいな、人間の体って神秘だな。と感動したわけです。


今一生懸命異物を外に出そうとしている。だからわたしも早く回復するように努めよう。下痢や嘔吐の時は脱水症状にならないように水分をこまめに摂り、しっかりと休むこと。その日の夜はさすがに食事も食べられなかったので、水分をこまめに摂りました。
夜中、なんども吐き気でトイレに行きましたが、吐くものが胃にないので吐けない。これ一番つらいですよね。「おえっ」って声しか出ませんでした。


次の日は朝少し食べることができたかな。そしていいお天気の日が続きましたので、日光浴、ビタミンDサプリも持って行っていたので吐き気がなくなった頃を見計らって呑みました。


快復傾向が分かりました。腸がポコポコ言っているのです。わたしの腸内の微生物ちゃんが発酵している、というのが感じ取れました。2日目、3日目、4日くらいかかったかな、便も正常に戻り無事回復しました。


人間の免疫力すごー。

なので、3回目以降のワクチンはわたしの体質を見て、今は接種しないとしています。


無事回復したので、イタリアでおいしい食べ物たくさん食べることができました。フットワーク軽く、ローマ―フォルメッロ―カラバッジョ村―フィレンツェ―ナポリと1か月いろんなところに行くことができました。

体を整えておくことは、風邪や感染症にもしかかってしまったときの早い回復につながるし、体力をつけておくことで行きたいところに行ける強さになります。


だからやっぱり突発的なことが起こったときに対応できるタフな体作りが大事だと思うのです。


帰国して今年度の講演の依頼も入ってきました。コロナ禍でずっと中止になっていたリアル講演もようやく復活できそうです。
テーマとして免疫についても話してほしいと言われています。

ダイエットってもう ”痩せること” ではないよ。自身の体験を持ってお話しすることが出来そうです。


最後にもう一度結論。

「よく食べてよく寝て、体動かして、免疫力整えておこうね」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?