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「晴れの日も雨の日も」 #71 2022年7月31日 完全卒業そしてtake off

明日7月31日付で私は現在の勤務先を退職する。
昨年2月に親会社を定年退職して以来、2つめの卒業だ。そして、今度は完全にサラリーマンから卒業する。コーチングマインドを活かしてフリーランスとして独立・起業する。
お呼びがかかれば、どんな方にでもコーチングカンバセーションを通じた価値をお届けしたいが、まずは、親会社及び現在の勤務先それぞれと業務提携契約を結んで、人材開発のサービスを提供していく。

特に親会社の方とは、普通の1on1コーチングではなく、親会社側のニーズも踏まえた独自のプログラムを提案しており、この成り行きには私も親会社のメンバーも期待もし、楽しみにしている。
といえばカッコいいが、実際は、ちゃんとお金をいただけるビジネスの形にしていく難しさを改めて痛感している。ま、やっていくうちに何とかなるだろう。きっと?たぶん?あるいは?ひょっとしたら?


「思えば遠くへきたもんだ」という海援隊の古い歌があるが、今、私の胸の中にもこの言葉が去来している。
昭和58年4月にサラリーマンとしての第一歩を踏み出した。
翌年1月には花の都大東京に転勤。
最初はなじめずに「会社辞めて大学行き直して教員になる」と大騒ぎしたことも。
それがしばらくすると、すっかり自信満々の営業マンになり、数々の修羅場をくぐったり、たくさんのいい出会いに恵まれたりしてきた。
親会社での終盤には海外関係会社の拠点長という貴重な経験もさせて頂き、さらに自分の幅を広げることができた。

この間の思い出など、ひとつひとつあげだせば本当にきりがない。しんどいこともいろいろあったが、それらも全て自分を育ててくれた。充実してオモロイ39年間だった。心から感謝している。

信頼される喜びもたくさん味わってきたし、その逆も経験した。
クサラずにやっていれば見てくれている人がいることも改めて知った。
組織人にとって、自分の場所というのがどれほど大事かということや、組織というものの難しさも思い知った。

65歳定年時代、ちょっと早い完全卒業だが、まあ、やりきったといえるだろう。できることは精一杯やってきたと言ってもいいのではないか。
また、会社を卒業して一個人になっても社会や世の中と何らかの関りを続け、自分なりの価値を周囲にお届けしていこうとするなら、どうせやるなら、早くその試みを始めた方がいい。ちょうどいい潮時なのだ。

奇しくもそのXデー、明日7月31日は一粒万倍日でもある。親会社の業務提携契約も7月31日付として、次のステージに元気よくTake offしていきたい。

今回記事は第71号だ。71≒「ながい」という縁起担ぎの語呂合わせにした。6月ぐらいから臨時投稿をせっせとはさんで、回数稼ぎをして帳尻をあわせた。私にすれば乾坤一擲・渾身の記念号なのだ。しょーもな、という話ではあるが。。。

さて、以降は自宅を主たる職場とし、勤務時間も自分で勝手に決めればよい。時間の融通が利くので、note投稿を増やすことにチャレンジしたい。これまでは毎週土曜日投稿を基本としていたが、火・木の週2回投稿を目標にする。月曜日~金曜日の平日隔日だ。糸井重里のほぼ日にならって、「ほぼ平日隔日」略して「ほぼ隔」でいきたい。

<編集後記>
先週は久しぶりの東京出張で、少し足を伸ばし、長女(主婦)・孫(小学3年生)及び末娘(大学1年制)と一献してきた。都留市の末娘アパートに泊めてもらったが、翌日の都留は素晴らしい青空!空気もきれいなのだろう。娘もこの青空のようなひとに育ちますように。

抜けるようなスカイブルー!

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬長井 克之  
仕事のご連絡・その他ご相談等はこちらに→nagairb21@jcom.zaq.ne.jp

<予告>
#72  心はいずこに
#73  セミの抜け殻が教えてくれた
#74  褌を締めるかパンツを脱ぐか
#75  細君と娘の北海道旅行。からの熱血指導 
#76  昭和から令和へ-ながいコーチ、ポッドキャストに進出?

(続く)


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