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自画自賛レビュー vol.1 「奸計 少女秘書、優奈の受難」

一応、字書きのNoteなので、自作の紹介から始めていこうと思います。
誰もレビューを書いてくれないので、それなら自分で!という精神でやっております。


大前提として、知っておいていただきいこと

エロ小説を書く、ということにおいて、私は自分を心の底から全肯定しています。自分が文字にするものが私にとっては世界で最も抜ける作品です。しかもぶっちぎりで。
他の全ての人たちにとってもそうだとは全く思わないのですが、「中には同じような趣向を持っている人がいたら喜ぶかもかもなぁ」という利他主義のもと(笑)、こうして作品を発表しています。

よって、以下に書き連ねる自作のレビューも、自然と自画自賛のオンパレードになりますので、ご了承ください。
読んでみて「全然違うやないか、われぇ、どないしてくれんねん」ということもあろうかと思います。苦情は一応聞きますが、特に返金対応とかはありません(笑) 

レビューの切り口

徒然なるままに書いてもいいのですが、これまでの発表作全5点あるので、ある程度共通の切り口で書いていくと自己理解にもつながるのでいいかなと思いました。
「これ、買う価値があるのかな?僕の趣味に合うのかな?」というあなたの疑問に対して参考になるものにしたい、という思いで以下の4点の切り口で進めます。

1)基本情報。文量、登場人物数等
2)キーワード
3)敢えて他の作品で近いものをあげれば?(参考文献)
4)ヒロインのキャラ属性
5)抜けるシーン切り抜き
6)ここだけの話=制作秘話

自画自賛レビュー

さて、今回ご紹介するのは、永井が三十代半ばにして、初めて完成させることができた、という意味で記念すべき処女作です。ついでにヒロインも処女です。


1)基本情報。文量、登場人物数等

Kindle 換算で410ページ。文字数でいうと約23万字。
ヒロイン=石川優奈(メイン)、香原百合恵(サブ)
責め手:男 11名 +無名多数
    女  3名
視点人物:ヒロイン
語り  :三人称

2)キーワード

タイトルそのものですが、ずばり、「奸計」です。悪い大人たちが、最大限の悪い知恵を絞ってヒロインとその家族を蟻地獄に陥れていく話です。また、初めてこの作品をwebで公開した時(エブリスタに載せていました)、作家の明星先生@loveofmylifehim からこのヒロインの優奈を評して「かわいそ可愛い」という  パワーワードをいただきました。

 明星先生のwebサイトです↓↓ 

3)敢えて他の作品で近いものをあげれば?(参考文献)

ぶっちゃけ、買う/買わないの判断に際して一番の参考になるのって、他のどんな作品に近いか、ってところじゃないでしょうかね。性癖違いかもしれないものを思い切ってお金払って買おうとはあまり思わないでしょうし。

ただ、この作品については、あまり意識して参考にした小説やAVなどありません。敢えて今読み返してみると、経済的困窮に乗じて弱者をいたぶる、という点に興奮を感じる人であれば読む価値ありだと思いました。

>経営難に陥った下請けの町工場の一人娘
>災害被害の影響で資金難に陥った旅館の女将

こういったワードだけで股間がカッと熱くなってしまうあなたにぴったりの作品です(笑)
ちなみに永井は、下請け工場が元請の要請で設備投資したせいで資金繰りが詰む、というシチュエーションだけでガッツリ勃起します。人間の性って、奇妙なもんですね。(えっ、私だけ??)

4)ヒロインのキャラ属性

処女。未成年(19歳)、孝行娘。大学進学を諦めて、元請の社長の秘書として雇われる。実家が景気よかった時には裕福で、バレエ習ってた(当然軟体プレイさせられます)。親をがっかりさせたくなくて、葛藤しながらも悪徳社長のいいなりになっていく。

5)抜けるシーン切り抜き

あまり詳しく書くとネタバレ、興ざめなので、あくまでチラ見せだけです。

・男湯強姦
社長特設の「内湯」は湯船の中で一般の男湯に通じていて……。

「樫」の間の内湯は独特の構造をしており、湯船の中に衝立の形で鉄製の壁が設けられている。三池がニヤニヤと笑いながら傍らでクランクを回すと、ギィギィと重苦しい音を立てながらの壁の一部がスライドし、向こう側の景色が目に入ってきた。
優奈は、状況がよく呑み込めず、当惑の表情を浮かべている。
「これは……、これはいったい……」
「驚いたただろ?この部屋の名物、隠し扉だよ。おい百合恵、優奈に説明してやれよ」
「……この先は、男湯なの……」
百合恵が、悲壮感漂う色白の肌を震わせてぼそりと呟いた。

第三章 恥獄出張 <全裸で男湯へ>

・裏切り
社長が優しさを見せて、メインバンクからの嫌がらせから助けてくれるかと思いきや、、、

「困りますなぁ、多田さん。石川製作所にはうちがきっちり仕事を発注も出して、会社を存続させるということで合意したでしょうが。返済は期日を守っていると聞いているんだが、なんでそんな急に無理に取り立てをするんだ?」
「いやぁ、無理な取り立てなんてしてませんよぉ。昨今は弊行もなかなか状況が厳しくてね。石川さんのところが最近調子がいいと聞いたもんだから、少しばかり早めに返してもらえないかと、お願いしにいっただけですよ」
「ウソです!父や、社員の前で、ひどいことをおっしゃったと聞いています!」
「……」
「この娘だって工場守るために大学諦めて頑張ってるんだ。あまり足引っ張るようなことはやめてくれよ。な、優奈?お前からも何か言ってやれよ。」
「…もう、父を、いじめるのは、やめてください」
「な、多田さんよ、ほんとによくできた娘だろ?父親の代わりに、自分がいじめられます、いじめてください、って言ってるんだからな」
神妙な面持ちで俯いていた多田が、急にニヤニヤとしだした。反対に優奈の表情は凍りついた。
「えっ?な、なにを言ってるんですか、社長?」
橘が、ニンマリとしながら言う。
「ん?わからんのか?お前がセックスするんだよ、この男と。いや、単に嵌めるだけじゃなく、コッテリとレイプされるんだ。そうすればこの男のムラムラもすっきりして、もう親父さんをいじめるようなことはしない、って話だが?」
激しく首を横に振り乱して、優奈は拒絶した。

第四章 悦虐暴走 <新たな凌辱者、鬼畜銀行員>

6)ここだけの話=制作秘話

主人公の優奈ちゃんのモデルは、永井が若い頃に付き合っていたある大学生の女の子です。田舎から出てきた子で、絵にかいたように善良な、家族思いの娘でした。が、ベッドではものすごく激しく悶えるのでそのギャップに永井は夢中になってしまいました……
本人は幸せな人生を送っているはずですのでご安心ください(笑)

また、本編には脇役で大前瑠衣子という人妻社員が登場します。実は永井が初めて書いた小説の主人公はこの大前瑠衣子でした。結局まともに完結させられずに、没にした作品ですがそのうちリライトして完成させるつもりです。

ちなみに永井作品で主役を務めたヒロインはかなり高い確率で他の作品に脇役として顔を出します。本作の主人公石川優奈ちゃんは、↓の「カレとワタシとパンデミックと 派遣社員摩耶の場合」にも割と重要な役割で再登場します。

あとがき

自分で自分の作品PRするのって、、、、、超気持ちいい笑

新作の執筆の息抜きに書き始めましたが思わず時間を忘れてしまいました。近いうちに、他の作品も上げていきます。
もしこの記事をきっかけに永井作品を手に取られた方がいらっしゃいましたら、是非ご感想お寄せください!

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