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ChatGPTを導入できる業務の見極め方

こんにちは、AI講演家のナガハマです。

普段はオンラインサロンで「最新のAI」の話をしてるんですけど、サロンの3ヶ月前にどんな話をしてるのか、ということをお見せすると「なるほど、こんな話を聞けるのか!」ということが直感的に分かる、と思うので、今日は以前書いた記事を【全文公開】したいと思います。

話長いのも好きじゃないので、さっさと本編に行きます。^^

記事の最後にサロンの入会ページを貼っているので、
ぜひ面白かったら入って見てください!

では、どうぞ。



このnoteは2023年8月2日(水)にオンラインサロン『AGILE Innovation』で投稿された記事を基に書かれています。


さて、今日は「ChatGPTを導入できる業務の見極め方」というテーマでお送りします。

いよいよ直近に控えている8月4日の講演で話す内容を特別にサロンの皆様に向けて「話し言葉」形式でお見せしようかな!と思います。普段の僕のお仕事の様子を少し楽しんで見てもらえると嬉しいです。

こんな感じで講演を作ってます、という回になります。



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人間に置き換えて考える
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ChatGPTは多くのユーザー、特に経営者層に届きました。
1億人のユーザーを得るためにかかった時間はわずか2ヶ月ほど。

そんなChatGPTですが、少し注意点があります。
それが【全ての業務には使えない】ということ。


今日はそんな
【ChatGPTを導入できる業務の見極め方】をお話しします。

これ結論から話すと「人間に置き換えて考えてね」が便利な見極め方になります。「え、どういうこと?」って現場はパニック状態だと思うんで、実際の例を用いて説明してみます。


例えば、お医者さんや弁護士って居ますよね。
あれって皆さんでも出来る職業ですか?

頭のおかしい天才を除いて多くの人が不可能だと思います。なぜなら、その職に就くまでに難しい試験や大学受験などがあるからです。


一方、コピーライターや作家さんって居ますよね。
あの職業って皆さんでも出来ますか?

これは先ほどと違って、
「できるかも」っていう人がパラパラ居ると思うんですよね。


それもそのはず、コピーライターや作家という世界は特に難解な資格で区切られている業界ではないし、センスなんてその人次第だからです。

逆に,医者が「自分センスないですけど,なんか医者やってまーす」とか言われたらザワッとするでしょ?
#そんな医者に命預けたくない(笑)



で、この話の結論である、「人間に置き換えて考えてね」っていうの本質的な意味はここにあるんです。

今,ChatGPTで取り組もうとしているその業務はアルバイトや社員さんでもできることなのか、それとも異常に高い専門性が必要なのか

ここが1番大事な争点です。
なので、今代替したがっている業務の特徴を
見つめるとすぐに答えがわかります。




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ChatGPTはAIの一種
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じゃあ,なんでこんなに言い切れるんでしょう。

ボクが自信過剰だからですかね?

まぁ半分正解ですが、それだと納得しづらいはずです。
#認めはするんだ(笑)


特に、最近だと課金版であるChatGPT Plusにはどんどん機能が追加されて、法律や医学に特化したことも本当に少しずつですが代替できるようになりつつあります。

「それなら、さっきの理論おかしいじゃん!」と
つい言いたくなる人も多く居るはずです。


けれど,その方々には『ChatGPTが、どのようなAIか』を知ってもらえるとすぐに伝わると思うんです。


ローランドさんみたいなこと言いますが、AIには、

①特化型
②汎用型

という、2つの種類があるんです。


特化型というのは特定の業種や作業に特化して育てられたAIのことです。有名なものだと,人間に囲碁で勝っちゃうAlphaGo(アルファ碁)とかですね。2022年ごろまで皆さんが想像していたAIっておそらくこっちの特化型だと思います。

そして,それと対照的な機能を持つのが汎用型AI。まるで人間のような振る舞いをして,平均的な回答を返してくれます。一方で、特定の物事だけなら特化型に負ける、という性質も持っています。

皆さんお分かりの方の通り,現在のChatGPTはこちらの汎用型に属していて、あらゆるデータを無差別に学習し、平均的な回答ができるように教育されているんです。


さて、特化型AIと汎用型AI。

どちらにも素敵な長所がありますが、付き合い方は極めて簡単。


それは彼らを『包丁』として想像してみれば分かります。


例えば,家でお魚を捌きたい時。
三枚おろしとかありますよね。

その時に皆さんが使う包丁って一般的な『家庭用包丁』なはずです。


けれど,大きな魚の場合、家庭用の包丁では難しく、プロが使うような出刃(でば)包丁っていうのが必要になってくるはずです。


この例の、

家庭用包丁こそが汎用型AI
出刃包丁こそが特化型AIです。


さて、先ほどの例を出すと「じゃあ、キレ味の良い出刃包丁ばかり使えば良いじゃん」って一瞬思っちゃうんですけど、料理する時ってそうじゃないはず。

例えば、魚を捌くと同時にお肉も少し切らなきゃいけないかもしれないし野菜もザクザク切らないといけないかもしれない。となると、出刃包丁は使い勝手悪いですし、そもそ持ち替えるの凄いめんどくさいでしょう?


なので、多くの人ができる業務を任せるのは特化型AIより汎用型が得意だし、高度な仕事は特化型の方が得意に決まってるっていうことです。


ゆえに,最初に話した「人間に置き換えて考えてね」っていうのが少しわかっていただけたかなと思います。
#結局は包丁に置き換えた人(笑)


こんな感じで,日常のシーンに溶け込ませた比喩をいっぱい使って分かりやすくAIの技術を【翻訳】するのが僕のお仕事です。少し面白がってくれましたかね?(笑)


また,講演の内容について共有しますねー!^^

実際の講演の様子




最後に

今回の内容が、今から『3ヶ月以上』も前のサロン記事の内容です。

AI導入を検討している巷の企業さんよりもシンプルに話が先に進んでいると思います。

僕の主催するオンラインサロンは、

①毎月1回の生成AI勉強会(オンライン)
②ほぼ毎日届く3000文字のメルマガ

の特典があって、月々980円(税込)です。

①の勉強会で2023年12月のテーマは「LMMを知る」という一見なんのことかサッパリ分からない単語が主題です。

ただ、実はこのLMMという概念を知っておくと、今後のAIツールを一気に使いこなせるようになる、という話をする予定なんです。ちなみに対象者は初学者なので、知識がなくても大丈夫です。


②では主宰のナガハマが毎日色々な現場などで得た知見や新しいAIの話をほぼ毎日3000文字のコラムで分かりやすくお届けしています。特に、まだ何者でもない学生に人気です(サロンメンバーは学生も結構多い)。


というわけで、入会お待ちしておりまーす!^^

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