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引越し30万でした。60→20㎡、徳島県→静岡県。

独り暮らしの母親を、徳島県から静岡県に引越しさせました。費用は30万円かかりましたが、満足しています。
父はすでに他界、引越しさせる母の子は、ワイとアニ。ワイは関東住み、アニは静岡県住み。母のボケ症状が出始め、介護認定を受ける。遠隔でデイサービスなどを施すも限界を感じ、引越を計画する。母の住む、我々の生活の延長のマンションを売る契約を始めながら、引越し先の施設を探すという難しい道のり。(難しくないか、みんな同じ) 考える最悪ストーリーは、先に引越をしてマンションが売れるのを待つパターン。
引越しといってもいろんな条件がありますよね。ワイワイ関西人4人が東京サいくパターン。東北人が那覇に行くパターン。独りで。今回は、3LDKの4人家族パターン60㎡の老人独り暮らしから、20㎡のサービス付き高齢者住宅への転居です、とにかく荷物を少なくすることがキモ(重点)でした。容積を測り、寸法を測り、食器はすべて捨てる覚悟の行事となりました。気分的には、「1割残し、9割捨て」の感じです。半々とかじゃなくって。徳島県徳島市から静岡県磐田市への移動の話です。2016年12月にやりました。

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2016年夏ごろ、マンション業者と数社「買ってよ~」話、接触するも決定打はなく、遠隔地の、老婆の介護支援状況がひっ迫しはじめたので、引越し最優先に舵を切る。転出先の高齢者施設との契約もあり、気分は急ぎ始めました。
2016年11月10日、インターネットで引越見積サイトへチャレンジする。いくらかかるのか?100万円か、50万円か? 5社から回答メールが来る。圧縮引越なので、ゴミ処分をできる会社を抽出したら3社になった。ワイ、飛行機で現地へ飛び、現地詳細見積を各社に依頼する。同時同時刻に現地に呼ぶというえげつない技を使う。11月16日。とにかく時間がなかった。1社はゴミ処分費用が高すぎた。宅配が得意な会社は、転送転送で変なところに費用がかかっていた見積書。最終的には引越専門の、同じドライバーが目的地まで運ぶ方式の会社に頼むことになった。12月19日実施。マンションは、2ケ月後に売れた。

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【良くできた事】やる時は一気にやる。タイミングとか偶然とか、いろんなラッキーがあった。季節は少しは関係あると思う。今回は秋から冬。引越のピーク時期だと、価格交渉もしずらい、ハッタリも効かない、混んでる。年度変わりの人事の時期じゃないと、マンションは売れない。査定は700万円以下だったけど、海に近いけど、南海地震が怖いけど、6階なのと、バイパスが開通して新しい道路も作ってるので、企業も活気づいてるし、近くをジョギングしてたら、跡取りのいなさそうな農家が多くみられ、(徳島県徳島市) これは高く売れるぞと感じ、950万で突っぱねてたら、多少減で買い手がついた。良かった。引越費用は充分出た。アニとは、かかった費用は都度按分するようにした。カネの問題は少額でもこじれる種。兄弟には、互いの家族の生活もあり、時間の浪費のあるはず。弟は兄を敬うこと。今回、ひとりではできなかったと思う。以下は引越元のマンションの間取りです。

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スタートが、コロナ過とぶつかっていたら思うとゾッとするが、またそれはそれで、アイデアを出して乗り越えてたんだと思う。とにかく、動きまくることだね。

引越しの終わったガランとしたマンションの中、ひとつだけ処分できなかったものがある。消火器がひとつ。これだけは、引越業者も、管理人さん預けの不燃ゴミもだめ。市役所に聞いたら指定の消火器業者へ有料で持ち込んでくださいとのこと。2,160円也。(消費税8%の時代の話でした。)

(ここから下、2021年3月20日 土曜日の更新 ) 
母 (= ばあちゃん) の、土着性との葛藤でした。「友達と離れたくない」「いつもいた場所・・」その通りです。歳をとったからといって、結び・絆が弱くなるわけでもないし、むしろ、強まります、脳の中では。but、引越し・移転をチョイスしました。命のため、これから生まれる、予想外のオモロイことのため。に。


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