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社内で定期的にやっている瞑想の効能を参加者に聞いてみた

LAPRAS株式会社では「瞑想タイム」と称して、一週間に一回30分間、希望者で集まって瞑想をする時間を設けています。瞑想タイムは2022年2月24日から開始し、今までに80回ほど開催されています。

この記事は、参加者の中でよく来て頂いているTさんとMさんにインタビューをしたものをまとめたものです。

※ この記事はエンジニア転職のLAPRAS/エンジニア採用のLAPRAS SCOUTを提供する、 LAPRAS のアドベントカレンダーの21日目のエントリーです。

※ 記事内の画像はChatGPTによるAI生成画像です。

インタビュー

瞑想タイムに参加することで、どのような変化を感じていますか?

Tさん ずっと仕事人間で、寝ても覚めても仕事のことばかり考えていた。しかし瞑想時間はそれを追い出せるのが新鮮で、自分にも心の余裕があると自覚できたのが嬉しかった。

瞑想によって心の余裕が出るので、現状の行き詰まりを打破するヒントが得られることがあります。

Mさん 普段瞑想しようと思ってもなかなか時間が取れないので、決まった時間があるのがありがたい。

瞑想を習慣にするぞと決意してもなかなか続かなかったりするので、みんなで集まって瞑想する時間を設けるのはとても効果的です。

X(Twitter)で @komamenet さんが満月の日にみんなで同じ時間に瞑想しようという「満月瞑想」を企画されてますので、興味がありましたら参加してみるのも良いでしょう。

Mさん すっきりする。頭痛に効く。やったあとは頭痛がちょっと戻るけど、やる前よりは和らいでいる。

瞑想をすると身体の不調が和らいだり、治ったりするというのは色んな人から聞きます。私もそれを実感しています。

注意点としては、瞑想は医療の代替手段ではないということです。身体の不調があったら(当然の話ですが)まず医者に診てもらい、瞑想では不調が改善したらラッキーくらいのスタンスでいるのが良いと個人的には思います。

瞑想の際に特に心掛けていることはありますか?

Tさん 背筋を伸ばすことを心掛けている。

背筋を伸ばすと明晰な心を保つことができます。眠くなってきたら背が丸まっていないか確認すると効果的です。

Mさん 呼吸瞑想をするときに息の動きだけに集中する。すべて流れていくことを心掛けて、考えが浮かんでもそれに引っ張られず、呼吸に意識を戻す。

日常生活では意識が猿のようにあちこち飛び回っているのですが、瞑想をするとそれがはっきりとわかります。

Mさんが実践しているのは、鼻の中の息が通る感覚のみに集中し、飛び回る意識を制御するという方法です。

「すべて流れていく」というのは仏教用語で「無常」と言います。すべてのものは留まることなく流れていくので、それを留めようとせず、呼吸に意識を戻すという感じですね。

瞑想を行う上での困難や障害を教えてください。

Tさん 仕事が頭をよぎる。どうしても気になったときはメモだけ残して頭から追い出す。

瞑想しているときは瞑想だけに集中しますが、どうしても気になる考えが浮かんだ場合は、メモだけ取っておくのはとても良いやり方だと思います。

自分の場合は何か考えが浮かんだら、「瞑想後の自分がなんとかしてくれる」と唱えて丸投げしてして忘れてしまいます。そうすると不思議なことに、瞑想が終わったあとにだいたい思い出すことができます。

瞑想から得たものは何ですか?

Mさん モヤっとしたり、ネガティブな感情が発生したときに、呼吸に意識を向けるだけでいつでも心の落ち着きを得られる方法を手に入れた。

ネガティブな感情をいつでも即座に消せるというのは、生きて行く上で大変強力な武器ではないでしょうか?いや~瞑想って良いもんですね。

瞑想を行うことで、日常生活や仕事にどのような影響がありましたか?

Tさん ときどき動悸が激しくなって立っていられないときに、ずっと苦しいなと考えていたのが、今は身体が苦しくなっていると観察できる。

こちらもとても大きな変化だと思います。身体の苦しみというのは変わらずそこにありますが、それに呑まれることなく客観的に観察することによって、苦しみの量と質が変わって、とても楽になります。

Mさん 毎週の瞑想タイム楽しみです。終わったあとにスッキリして新しい気持ちで仕事できている感じ。

これは嬉しいです。瞑想タイムを続けている甲斐があります。

将来的に瞑想に関して探求してみたいことはありますか?

Tさん 変化を嫌がる人間なので、ボディスキャンをずっとやっているが、他の瞑想法も試してみたい。

ボディスキャンとは、身体を隅々まで順に「スキャンして」観察して行く瞑想法です。

他にも様々な瞑想法があるので試してみるのは良いのですが、次々と違う手法に飛びつくと結局どれも中途半端になったりするので、ひとつの手法を深めて行くのも悪くないです。

Mさん 気づきがあることが少ないので、気づきの境地に達するまでは瞑想を続けたい

これは「日常の気づき」のことです。食事中やトイレ中や掃除中などでも常に自己を客観的に「気づいて」いる状態になると、相当な瞑想の熟練者ですね。私もその境地を目指したいものです。

瞑想による効能のまとめ

  • 現状の行き詰りを打破するヒントが得られることもある。

  • 身体的な不調の低減に役立つことがある。

  • 飛び回る意識を制御することができる。

  • ネガティブな心に気づいて落ち着きを取り戻すことができる。

  • 身体の痛みに呑まれることなく客観的に観察できる。

  • 日常全体の気づきを得ることができるようになる。

瞑想が誰かの役に立つのであればとても嬉しいことです。今後も瞑想タイムを続けて行きたいと思いました。

私の瞑想に対するスタンスは X(Twitter) @naga3 で発信しておりますので、興味がありましたらご覧ください。

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