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精神の生態学へ 4

P53まで

物はゴチャマゼになる。

パパが片付いていると思う状態と、娘が片付いていると思う状態は違う。

ゴチャマゼな状態は、たくさんある。

でも、片付いている状態は、とても少ない。

物事は、いつもゴチャマゼの方向へ向かう。

コップの水に砂糖と砂を混ぜると、砂糖と砂はゴチャマゼになる。

砂が全部、下に来て、砂糖が全部、上に来るなんてことは無い。

競馬で希望的観測をして、推しの馬が1着でゴールすることを願っても、いつも結果は、ゴチャマゼになる。

物事は、自然に秩序だった、きちんとした状態にはならない。

限りなくたくさんあるゴチャマゼへ向かっていく。


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この世界が、いつもゴチャマゼへ向かう理由。

そこに創造があるからだと、私は思う。

ゴチャマゼを秩序だった状態にすること。

それは、努力であり、仕事。

ゴチャマゼだからこそ、新しい【きちんとした状態】を見つけられる。

いつもきちんとしているなら、新しい発見も無いだろうから。

この世界は、頑張ることを強制されている。

それは、成長のためなんですね。


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