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2020年(コロナ禍のお供)ベストソング 個人的3選

昨日久々にnoteを書いた流れで色々記事を読んでいたら、「2020年の個人的ベストソング」みたいな記事がたくさん溢れて来ましたね。


今年は例年ほど新しい音楽に触れられなかったなぁ…と思いつつ、こんな年だったからこそ心の支えになってくれていた曲も確かにあって。

正直その時を思い出してしまう軽いトラウマソングみたいになってて、聴くのに勇気がいる曲すらあるんだけど、周りの空気に乗っかって個人的に2020年を象徴することになった3曲について書いてみます。



1. 岩崎慧 (セカイイチ) / Keishi Tanaka / 柴山慧 / 谷川正憲 (UNCHAIN) / LOVE / 岸本亮 (JABBERLOOP, fox capture plan, POLYPLUS) / 紗羅マリー (LEARNERS) / 岩崎愛 / 村松拓 (Nothing's Carved In Stone, ABSTRACT MASH) / 桃野陽介 / 松本誠治 (the telephones, We Come One, Migimimi sleep tight, 大宮Base) / ナギケン (HardyRyan) / TA-1 (KONCOS, Anoraks) - Baby, Stay Home

これは間違いなく、自分の中で断トツで今年を代表する1曲。
よくわからないまま謎のウイルスが蔓延しだして、なんともいえない閉塞感を感じていた春先にたくさん支えてもらいました。

岩崎慧さんとKeishi TanakaさんのTwitter上でのやり取りを見ながら感じた「なにやら面白いことが始まったぞ」というワクワク感のまんま、あれよあれよと色んなミュージシャン(しかも個人的に好きな人たちばかり)がリレー形式で参加してゆき、あっという間に配信リリースされるまでの様子はもう奇跡でしょうあれ。

普段見られないアーティストのリアルな制作風景が見られた上に、それが(こんな状況の中でも)みんな楽しそうだったのは、突然ステイホームとやらを強いられた不安感の中でかなり大きな救いでした。


個人的にめちゃくちゃ好きなのが、LOVEさんのパートの【半径2Mの距離に 地球一周分の愛を】という歌詞。
この部分に限らず、全員が全員「なんかよくわかんなくて辛いけど、気丈に楽しくやろうぜ」という、あの時期の絶妙な気持ちが歌詞になっているのもなんだかリアルでいいなぁと思ってます。

元々Keishi Tanakaさんは好きでよく聴いていたんだけど、この曲以外のコロナ禍での活動もすごく素敵だなぁと思って、今年ますます気になるようになりました。
年末に出るミニアルバムも予約済。楽しみ楽しみ。



2. Jazztronik - Voyage <Main Mix>

ちょうど在宅勤務のBGMにサブスクでいろんなジャンルを聴いてみようと試行錯誤(?)していた時期で、こういうハウスミュージックってゲストのボーカリストが好きな時くらいしか聴いたことないな…とジャケ買いならぬジャケ聴きで手を出した「GRAND BLUE」というアルバムの1曲目です(ジャケットがとにかくかわいい)。

2020年リリースの曲ではないんだけれども、たまたま「コロナ禍で一番仕事がしんどい時によく聴いていた」という理由での選出です。
多分、イントロやサビの開放感と、同時にあるちょっと切ない感じがあの時期にぴったりだったんじゃないかなと。

「コロナ禍で一番仕事がしんどい時」というのは具体的には5月のゴールデンウィーク明けくらいなんだけど、ほんと「Jazztronikよく聴いてたな~」くらいしか記憶がない。
人間、いきなり普段の5倍もの仕事を独りで抱えるものではないですねほんと。

そんなわけで冒頭で書いた「軽いトラウマソング」とはこの曲のことなんだけど、今や仕事が立て込んでいる時に自分を鼓舞するための応援ソングになっていたりもします。
あと、これを機に結構ハウスミュージックにハマっていて、最近はテイ・トウワさんとかお気に入りです。



3. Awesome City Club - 最後の口づけの続きの口づけを

今年はほんとにCDをほとんど買っていなくて、いわゆる「コロナ禍」になった3~4月以降で、アーティストの自主制作ではない(CD屋さんに流通している)アルバムで唯一買ったのがAwesome City Clubの「Grow apart」でした。
そのアルバムのリードトラック。

ベーシストが脱退後の新体制第1弾「アンビバレンス」もすごく好きだったので楽しみにしていたら、その方向性のまんま個人的に「これぞオーサム!」と感じるデュエットソングがやって来て、だいぶリピートで聴いてました。

あと、このアルバムはコロナ禍の影響でCDの発売が延期になって配信だけ先行でリリースされたんだけど、「これはやっぱ"作品"として円盤で持っておきたいでしょう」とCDリリースまで待ったのでした。
サブスクで音楽の手に入れ方・聴き方も変わる中、敢えてCDというフォーマットで買う理由が自分の中でちょっとわかった気がしたキッカケの1枚でもあります。

オーサム、ドラマーも脱退しちゃったけどどんな風に変化していくのかなぁ。



…うーむ、最初に「今年は例年ほど新しい音楽に触れられなかった」と書いたけど、その分深く触れた曲に関してはいくらでも語れるな。

こんな感じの世の中がしばらく続きそうですし、引き続き音楽に助けてもらいながらやっていきましょうかね!

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