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【夫婦で不妊検査③】「AMH検査(卵巣年齢)の衝撃結果!

と慰めてくれるように見える写真の猫は、我が家の同居猫「たま男」です。

さて、今回は私、しおこんぶのAMH検査結果が「1.24」だったことについて、です。AMH検査というのは、ホルモンの値から、女性の身体に残存する卵の数を推測する検査です。(このことから「卵巣年齢」と俗に言われていますが、実際に卵巣が老いているというわけではありません。)

生理が始まったので、指示通り、卵管造影検査の予約を取りに行った私。診察の時、先生に、24日目で生理が来たのは早いのでは?と聞くと、

「う~んそうだね、今回、もしかするとあんまり良い排卵じゃなかったんじゃないかな?」とのこと。

「良い排卵」とは?なんじゃ?卵が悪いのか?排卵がうまくいかなかったのか?と思っているところへ、続いて先生からの衝撃発表。

先生「それでね、AMHの血液検査の結果が出たんだけど、あんまりよくないのよ。他の数値は全部問題ないんだけどね、これだけ、1.24なの。」

「1.24」の重みがわからず、ぽかんとするしおこんぶ。

先生が表を見せてくれると、20代が「5」くらいで、そこから年齢が上がるにつれて右肩下がりに赤いラインが下っていく「平均値」グラフを見せられる。

グラフによると、「1.2~1.3」は、「41歳~42歳」。

待て待て。ちょいちょい。私、こないだ34になったところだよね?

「先生、え、これって平均値はどれくらいなんですか?」と、直前で説明されたことをもう一回聞いちゃうくらいプチパニック。「え、+10歳くらい年取ってるってことですか?!」

先生「まあまあ、そうわけじゃないんだけど、とにかく数値としてはあんまりよくないからね~これは早めにステップアップしていきたいの。次、卵管造影検査やったら、そのあとは妊娠しやすいから(タイミング法)がんばろう。」とのこと。

ちーん。

病院を出てからもパニック冷めやらないしこんぶ。まず落ち着いて、Googleさんに聞いてみる。

①AMH検査というのは、あくまで指標であるため、「0」でも妊娠する人はいる。②AMH検査イコール妊娠率ではなく、あくまで受精可能な卵があるかどうかが重要。らしい。

(以下、頭の中。)

そうか。まあもう仕方ないな。やることするしかないな。妊娠検査、正直いって「なーんだ二人とも健康体じゃん、でもなぜ妊娠しないのか要因はわからなかったな。妊娠って難しいな。」くらいの結果になることを心のどこかで予想していた。AMHの存在も知っていて友人で実年齢より高くてショックだったという話を聞いたことあったけど、まさか、今まで健康診断でひとっつもひっかかたことのない私が、「実年齢+8歳」って、純粋に、なんでだろう?母親は3人も子供産んでるし、父も3人兄弟だし、家系的には子沢山なんだが・・・。何が悪くてこうなってしまったのか。やっぱり、24歳で仕事やめて留学したあたりで、覚悟決めてきちんと調べて、早くからピル飲んでたほうがよかったよな。ピルはイギリスに行ってから飲むようになったけど、なんで日本ではピルのハードルがこんな高いのか(これについては別途書きたいです)。夫には説明するしかにな~こんなことなら「ブライダルチェック」やればよかったな。てか、ブライダルチェックっていう結婚の予定ないと受けられないようなプレッシャー感じる名前やめたらいいのに(これについても別途かきたいです)。20代前半位で一度みんなAMHやって体質を知って、そこから女性の生き方を考えられるようにしたほうがいいのでは。親の世代はピルや不妊検査の意識が低いけど、もし娘を授かったら絶対そう教えてあげたい。私が高校の時には「妊娠には気を付けましょう、避妊しましょう」っていう授業は受けたけど、「自分の生理の周期を知って、ホルモンバランスを整えましょう。自分の将来の選択のために、自分の身体を知りましょう」ということは、教わらなかった。日本の少子化というのは起こるべくして起こってて、それは、自分たち女性の「無知」である。無知であることは、制度的に起こっていて、一ついえるのは今の社会をつくった人たちが「想像もしなかった問題」であって、それに対して女性が声をあげてこなかったこと。

とかなんとか社会情勢までに恨みを込めながらつらつら思ってしまう。でも、きちんと調べてる人は若いころから考えてるし「どうにかなるよ、きっと大丈夫。みんななんであんな若くして結婚して何が楽しいんだろ?」と思ってたのは他でもない自分。しかたない。これは人生を通じてlet it be, ケセラセラ精神を貫き通してきた副作用だ。こんな日(金曜日の7時頃)は、このままデパートにいってとっておきのアクセサリーでも買って、自分を励ますぜ!と謎に買い物に大義名分を与えられることに嬉しさを感じながらデパートに行くことにする。

そこで、前から気になっていた「漢方薬」のお店の前を通りかかる。

思わず店に入ってみると、素敵な40代くらいの女性の相談員の方が、話かけてくださる。「どういったものをお探しですか?」

「あの、卵子の若返りができるものありますか?」と、いきなり無茶ぶり。「お子さんをお望みなんですね。そういう方、たくさんいらっしゃいますよ」と、優しく返してくださり、ここでうっと泣きそうになる。そこから小一時間ほど色々と話しを聞いてくださり、私も体質改善を決意し、すこし高かったけどアクセサリーの代わりに、「養生サプリ」を購入!!しちゃったよ。

失意のしおこんぶの基礎体温まで親身にみてくだり、「基礎体温は少し自律神経が乱れているような感じだけど、でも高温期と低温気は分かれているし、みなさんこんなものですよ~!」「AMHが低いといってみなさん落ち込んでこられるんですけど、その日の体調もあるんですよ。だから、あんまりそれを気にしすぎることないですよ!」って。涙 

泣きそうな私の悩みを癒してくれたお姉さんに、コンサル料を支払うつもりでサプリ、買いました。

そんでもって帰宅した夫に、号泣しながら色々説明。「大丈夫、まだ可能性がないわけじゃないんだから、できることやるしかないよ!」って。夫はいつもポジティブです。

自律神経を整えて、栄養をたくさん取って、運動して、「血」と「気」を養うぞ!!

①朝起きたら、ヨガ(忙しい日は深呼吸)をするぞ。

②有酸素運動は週に2回以上するぞ。有酸素運動でミトコンドリアを活性化。

③寝る前はブルーライトを見ず、アロマを焚いて瞑想するぞ。

手始めに、土曜日の今日は「赤身の肉」が食べたいというリクエストに応じて、夫が焼肉屋をおごってくれました。

ごちそうさま~★

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