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俳句、短詩

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自分の俳句作品や、鑑賞、思いなど気ままにまとめています。また、短歌などの短詩形作品などについても触れています。
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2021年6月の記事一覧

「俳句入門講座」を担当して

「俳句入門講座」を担当して

はじめにこのたび「俳句入門講座」(全三回)の講師を担当しました。
今回、その体験+カルチャースクールでの俳句講座の体験をもとに「これから俳句講師をしてみたい方」へ私なりの雑感を少し書いてみようと思います。参考になれば幸いです。
(本稿はあくまでも著者個人の見解となります。予めご了承ください)

全ての受講生が「未経験者(初心者)」とは限らないどんな講座も講師にとっての初回は
教室の雰囲気とペースを

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【俳句鑑賞記事】『豆の木』No.25

【俳句鑑賞記事】『豆の木』No.25

俳人・歌人の叶裕さんに
参加している超結社句会『豆の木』25号について、下記ページで鑑賞頂きました。

https://note.com/yutaka_kano/n/n0113b97f0012

どうもありがとうございます。
深く熱いエナジーに満ちた言葉に
力づけられます。
ぜひ、ご一読ください。

ちなみに、同号では、
拙句集『柔き棘』の句集評も掲載。
鑑賞者は歌人・山崎聡子さん。
こちらも素敵

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【体験会のご案内】
初心者歓迎!楽しい俳句 午後クラス

【体験会のご案内】 初心者歓迎!楽しい俳句 午後クラス

調布カルチャーセンターにて新規俳句講座スタート予定!
今回、その体験会を下記日時にて開催予定です。
詳しくは下記HPをご覧願えればと思います。
一人でも多くの方のお越しをお待ちしております☆

<1日体験会開催>
7/13(火)13:00-14:00

<講師>
柏柳明子(俳句結社「炎環」同人・「豆の木」所属・現代俳句協会会員)

<体験料金・その他>
体験受講料1,000円・教材費110円
可能

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共に日々を:遠藤由樹子句集『寝息と梟』

共に日々を:遠藤由樹子句集『寝息と梟』

表題句
 血を分けし者の寝息と梟と

まさに本句集の特徴を端的に表した作品と思う。
柔らかく、しなやかに
人間を、動物を、自然を、生活を
見つめる作者のまなざし。
芯が強く、透明感あふれる言葉たち。
句会でお目にかかる
由樹子さんご本人のイメージそのままの作品が
どのページにも静かに深く息づいている。

 共食ひもあらむ昂る虫の声
 ゆく秋のオルガン人が人信じ
 月面のかたさ思へり桜の夜
 初雪を

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