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吹奏楽通になれる!知っておくべき作曲家

吹奏楽コンクールでも人気の邦人作曲家

吹奏楽の人気作曲家・長生淳(ながお・じゅん)
茨城県出身。東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修士課程修了。
第4回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位など入賞・入選多数。

様々な吹奏楽曲や管弦楽曲など作品があるなかで
吹奏楽ファンが知る中でも多くの名作がある。

吹奏楽を知らない方にはイメージが湧きにくいかも
しれないが吹奏楽曲は、クラシックの曲と違い、
年々、進化しており、作曲家が今も生きている。
吹奏楽は現在の音楽であるといってもよい。

そのなかで、長生作品は、吹奏楽人口の多いなかで
最も有名な「現在も活動中の」作曲家である。

吹奏楽・代表作品

  • 交響曲 Symphony

  • Reminiscence

  • 蒼天の滴 Soten no Shizuku

  • 楓葉の舞 Fluttering Maple Leaves

  • 相授譚 〜相模原民話傳説「大猫ばやし」による 

  • 紺碧の波濤 

  • ひとひらの空 

  • 久堅の幹 

  • Triton

  • Triton Duality

  • 香り立つ刹那 Un moment Parfume(第4回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位 / 第60回全日本吹奏楽コンクール課題曲V)

  • Triton Emphasis

  • A ce qu'il y avait 〜ありしものへ(第4回クー・ド・ヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクール第2位)

  • 天頂の恋 Lovers on the Celestial Sphere(同名の室内楽作品から編曲)

  • 奔馬を秘めて A wild but fine horse in my mind

  • 地球 〜「トルヴェールの惑星」より The Earth from "The Planets" by Trouvère(同名の室内楽作品から編曲)

  • I still have a dream

  • 花鳥諷詠 Kacho fuei - Ode to the city

  • 荒地に種を

  • いと高きに Ad excelsum

  • Héliotropisme 〜光に向かうこころ

  • 交響曲第2番 Symphony No.2

  • Lei rise per la prima volta in quel momento(そのとき彼女は初めて笑った)

  • 交響曲第3番「四季連禱」 Symphony No.3 "For ideal circle of seasons"

  • 交響曲第4番「尽きせぬ想ひ」 Symphony No.4 "Inexhaustible Longing"

  • 時に愛はいと甘し Il serait si doux d’aimer

  • Triton Reunion

  • 交響曲第5番「餞の時鐘」 Symphony No.5 "The Farewell Bell for a New Journey"

  • シンフォニエッタ第1番「見晴るかすサーガ」

もはや好きな中華を選べないのと同じ

数多くの作品があるなかでも
紺碧の波濤、久堅の幹、天頂の恋
トリトン・エムファシスなど、
吹奏楽コンクールの自由曲として多くの団体が演奏。

この4曲だけでも、どれが1番好きかと聞かれれば
餃子、ラーメン、炒飯、唐揚げの4択状態。
どれもいいのである。

千葉県立幕張総合高等学校 全日本吹奏楽コンクール金賞「紺碧の波濤」
→テンポ速く、緩急の表現が激しいメリハリが効いた紺碧の波濤

文教大学 全日本吹奏楽コンクール金賞「紺碧の波濤」
→まさに王道。スケールが大きくどっしりとした紺碧の波濤

明浄学院高校 全日本吹奏楽コンクール銀賞「トリトンエムファシス」
→この学校といえば長生淳作品。女子校ならではの繊細さと曲がもつ力強さも見事に表現できている名演。

吹奏楽コンクールの自由曲、有名作曲家といえば
のなかで、まずは長生淳作品を聴くことをオススメしたい。

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