ガチエリア完全制覇

数ある記事の中から見つけてくれて本当にありがとう。スプラに全てを費やした私が、上達に悩む過去の私のような人たちに向けて、スプラトゥーンガチエリアの理解度を圧倒的に上げる内容を届けようと思う。新しい学び、心の支えになっていただけたら嬉しい。私について詳しく自己紹介をするつもりはありません。素晴らしい内容に肩書きは要らないと思うからです。


大きな勘違い

よくある解説動画や上位勢の中でも語られる対面力や誇張されているとまで言えるキルへの評価は1度改めるべきだ。ガチエリアの勝利条件とは、エリアを塗って維持しカウントを0にすることである。全ての立ち回りや行動はこの最も重要な前提から派生されるべきであり、キルを取るということはその手段に過ぎないのだ。例えば皆さんは、自分が抑え側(エリアを取っている状況)で延長タイムに入っており残りカウント20進めることが出来れば勝利するという状況で、潜伏から2キル程取り勝利に導いた試合はないだろうか?おそらくこの勝利を経験した人は、"キルを取ったから勝利することが出来た"と捉えてガチエリアへの本質を見失ってキャラコンやエイム練習にひたすら時間を使うはずだ。でも本質は"相手をエリアに関与(塗れる)できるポジションに立たせなかったこと" これこそが勝利の理由である。もしこの視点で試合を振り返ることが出来たなら、必ずある程度のリスクを含む"対面でのキル"という手段によってエリア関与出来るポジションに来させない方法ではなく、高台などのエリア関与に強いポジションにキューバンを投げて時間を稼ぐことや、盤面維持(現在の状態を維持する)に向いたスペシャルによって相手のラインを上げさせないようにする、などのほぼノーリスクの選択によって、同じように勝利に導けたのではないかと思考することができる。私が皆さんに伝えたいのはこのように、手段が先走り本質を見失っていることを原理から分かりやすく紐解いていくことである。ここで私が考えるのスプラトゥーンのガチエリアとはどのようなゲームなのか述べておきます。

反射神経や器用さが求められるアクションゲームではなく、適切な状況判断と選択を行う素早い判断が求められるシュミレーションゲームである。



僕1人の行動はどこまで勝ちに繋がるのだろう?

4vs4のゲームにおいて味方との協力や連携は当然勝ちに直接繋がる大切な要素だ。ガチエリアという協力や連携が取れるかどうか曖昧な仕組みの中で、1人の行動がどこまで勝ちに繋がることが出来るのかを知っておくことは、精神的にも非常に重要なことだと思う。私の主観にはなるが勝てない試合は必ずあると思う。しかし勝てない試合というのは試合が終わってからしか分からない。私が言いたいのは10戦やって必ず勝てない試合が2試合はあるかも知れない。しかし残りの8試合を確実に勝てるようにすればいい。上達すると自分だけではなく味方が今何をしているのかが俯瞰して見えるようになってくる。その味方の動きが勝つために直結しない、もしくはそれを自分が利用することすら出来ないような動きをする味方がいれば勿論その試合で勝つ可能性はとても低い。でも相手だって完璧じゃない。相手の弱い部分を探そう。だから試合が終わるまでは諦めないでリターンの高い(一気にカウントを持っていくような動き)選択肢や針の穴を通すような立ち回りをする努力をしてみよう。あなたのチームを明確に勝ちに導けるのは、もちろん自分のチームで1番強いあなたしかいない。



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