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サンテグジュペリ

かの有名なサンテグジュペリ。
同じ誕生日ということで、小さなころからその名前を知っている。
だけど『星の王子様』は何度も途中で挫折して、完読していない。
たくさんの人が「すばらしいすばらしい」といっているのを聞くたびに、
「今度こそ」と本を開くのだけど、どうしても最後まで読みきることができない。


父に勧められた、須賀敦子さんの『遠い朝の本たち』を読んでいる。
心にしみわたるようで、読みきりたくなくて、ちょっとずつ読んでいる。

そのなかにもサンテグジュペリは出てくる。
「星と地球のあいだで」という章に。
須賀敦子さんがサンテグジュペリにまつわる、印象的だった言葉を引用していて、
それがいまの私にも響いたので、記しておく。

「きみは人生に意義をもとめているが、人生の意義とは自分自身になることだ」

「大切なのは、どこかを指して行くことなので、到着することではないのだ、というのも、死、以外に到着というものはあり得ないのだから」

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