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ストーンズとジェフ・ベック

(敬称略)

「キース・リチャーズは
毎年スイスで
身体中の血液を交換してる。」

洋楽絡みの
都市伝説で有名なヤツです。

これ40年以上前から
あったヨタ話ですけど。

当時
キース・リチャーズが
80歳になっても
生きていて
しかも現役だなんて
想像できた人
いましたかね???

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田中一郎のYouTubeで聞いた
面白い話。

田中一郎がロンドン・レコーディングのとき
スタジオの関係者から聞いた話として。

レコーディングが済んで
キースとロン・ウッドが
明け方に帰ったあと
ミックがやって来て
キースとロン・ウッドが
ミスった箇所を
自分のギターで差し替えするそうです。

想像すると
すごく可笑しくて。

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「グレート・ギタリスト・ハント」って
Wikiに個別項目がたってるんですね。

辞めたギタリストの後釜探しが
バンドの歴史の
重要な1項目ということですか。

ハーヴィ・マンデルとウエイン・パーキンスが
候補だったのはよく知られてますが。

今となっては
ロン・ウッドこそが最適なピースであったと
たいていの人が思うだろうけど
当時はポツンと空いた隙間を埋めようと
一生懸命だったんでしょう。

むかし音楽雑誌で
だれかが書いてましたけど
ロン・ウッドは
ストーンズに入ってからじきに
まるで魔物に魂を売ったかのように
人相が変わっていきました。

いまでは
すっかり(完全に)
魍魎の一族って
面構えになりました。

(でもまだ準メンバー扱いなんですよね?)

グレート・ギタリスト・ハンティングでは
「そりゃ違うんじゃない?」と
誰でもが思うような人まで
候補にあがっていたようです。

(ピーター・フランプトン、ロリー・ギャラガー、
スティーブ・マリオット、、、)

ストーンズのサウンドに合うような演奏をする
器用なギタリストは
有名無名を問わずたくさんいたでしょう。

でも
ミックとキースの間に収まって
それなりに恰好がつく人じゃなきゃ
本人たちもファンも
納得しないわけで。

そうすると
じつは
いそうでいないというのが現実です。

単なる噂や
無責任な思いつきの類で
名前を挙げられたギタリストもいたんでしょう。

でもジェフ・ベックに関しては
結構本気で
候補にあげて検討していたんですね。

今の目線で見ると
「あり得ない」感じがしますけど。

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ネットの記事より

キース・リチャーズは、Guitar Playerとの新しいインタビューの中で、
70年代半ばにベックが起用される可能性があったという噂が
真実であったかどうかについて語っています。

「ジェフには自分の耕すべき畑があり、
彼はチーム・マンではないと思ったんだ。
彼は最高のソリスト(ソロの演奏者)で、
とても個人主義者だった。
ストーンズとは全くうまくいかなかっただろう。
俺たちはチームワークが大事なんだ。

でも誤解しないでほしいんだけど、
彼はとてつもないプレイヤーだった。
一緒に演奏することになったとき、
彼のトレモロ・バーを使ったプレイにはいつも驚かされたよ。
彼は最高のプレイヤーのひとりだった。
彼がいないのは寂しい」

ベックもかつてBBC 6 Musicの番組の中で、こう話していました。

「僕はローリング・ストーンになりたかった。
でも、そうなるよりも、
その考えのままであったほうがよかったと思う。
ファンタジーだと思うんだ。
長続きはしなかったと思う。
音楽的に、同じ道を歩んでいたとは思えない」

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1987年のミックのソロ
「プリミティブ・クール」の1曲目
「スローアウェイ(Throwaway)」のPV。

ここでのジェフ・ベックは
問答無用の恰好良さ。

だけどこれはストーンズじゃない。

(ちなみにPVのドラムは
アルバムのサイモン・フィリップスじゃなくて
テリー・ボジオじゃないですかね?)

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仮定の歴史として
(歴史にもしもは
ないと言いますがあえて)
ジェフ・ベックがストーンズの
正式メンバーに採用されていたら
どうなったんでしょう?

ジェフ・ベックについて
少しでも知識のある人は
こう考えるでしょう。

「どうせ1週間ももたずに
辞めちゃうに決まってる。」

そうですよね。

みんなそう思いますよね。

わたしも
そう思います。

お披露目ライブとかが
あったとするじゃないですか。

そうすると
3日目には
もういないわけですよ(笑)。

たった2回のライブは
激レア。

観れた人はラッキーで
ブートがバカ売れ。

そして
後釜ギタリスト探しは
振り出しに戻るわけです。

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※古い(80~90年代)の
ギターマガジンを眺めていたら
ロビー・ブキャナンのインタビューを
見つけました。

ブライアン・ジョーンズが
遠くに行ってしまった後
ストーンズに誘われた話をしています。

もちろん
素晴らしいギタリストですが
ストーンズのステージに
立っている姿は
正直想像すらできません。



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