見出し画像

動物園で見かけた親子に思う、おむつをするのは誰のため?

先日、娘と動物園に行った時のことです。

その動物園は駐車場と園まで距離があり、バスを利用しなければいけないところでした。

バスは15〜20分間隔。一本逃すとしばらく待たなければいけません。

私たちの前に並んでいたご家族がいました。お父さん、お母さんと娘さん(3〜4歳くらい)の三人。もうすぐバスが来るな〜というタイミングで女の子が

「トイレ行きたい」

と言い出しました。

普段1歳児を相手している私としては、「しっかり言葉にして訴えられるなんてすごすぎる・・・!」と感心して見ていたのですが、そこでお父さんが

「おむつにしていいよ」

と言ったのです。

確かに、トイレに行っていたらバスに乗り遅れてしまいます。でも、せっかくトイレに行きたいと伝えられたのになと思ってしまいました。

この親子を見ていて、おむつなし育児の講座でなるほどなと思った考え方を思い出しました。

おむつは大人の都合で赤ちゃんに「つけて頂いている」

本来おむつという閉鎖空間で排泄するのが気持ちの良いものではないのならば、なぜ赤ちゃんにおむつをつけるのでしょうか?

赤ちゃんの排泄物で住宅や布団、ベッドを汚して欲しくないという大人の事情ですよね。

大人の事情でつけてもらっているのであれば、

「おむつをつけてくれてありがとう」

と伝えることが大事だなと思います。

特に、トイトレに挑戦するという親子にはオススメしたいです。なぜ今までおむつをつけてもらっていたのか、なぜこれからは外すのか。赤ちゃんだからおむつをつけるのは当たり前と思わず、しっかり説明して取り組みたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?